特許
J-GLOBAL ID:200903008247911975

方位測定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338384
公開番号(公開出願番号):特開平6-201811
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】指向性ソノブイにより受信された目標信号の到来方向を測定する方位測定方式において、雑音の性質によって発生する方位測定誤差を低減する。【構成】水中雑音は一般的にガウス性であり、ガウス性雑音のバイスペクトルは統計的に零となる。本発明では指向性ソノブイの無指向性OMNIハイドロホン、南北及び東西方向に最大感度を有する8字形指向性のNS及びEWハイドロホンの各受信信号のバイスペクトルをバイスペクトル推定部3で推定する。これら各バイスペクトルそれぞれの位相から、象限決定部1で信号の到来している象限を象限信号Qとして算出する。象限信号Qと、SN及びEW各ハイドロホンの受信信号のバイスペクトルから方位測定部2において、雑音影響を受けない目標信号の到来方位BAを算出する。
請求項(抜粋):
全方位にわたって一様な指向性を有するOMNIハイドロホンと、南北方向に8の字形の指向性を有するNSハイドロホンと、東西方向に8の字形の指向性を有するEWハイドロホンとを備えて目標の到来方向を知る指向性ソノブイの方位測定方式において、前記OMNIハイドロホン,NSハイドロホンおよびEWハイドロホンによる受信信号を受けてそれぞれの周波数成分を分析し、分析した周波数成分のうち位相の時間的変動の少ない2周波に着目してそれぞれの受信信号のバイスペクトルを推定するバイスペクトル推定部と、前記バイスペクトル推定部の出力にもとづいて前記指向性ソノブイに対する到来音波の象限を判定し象限出力として送出する象限判定部と、前記象限判定部の出力と前記バイスペクトル推定部の出力とにもとづいて前記指向性ソノブイに対する到来音波の方位を決定する方位決定部とを備えることを特徴とする方位測定方式。
IPC (2件):
G01S 3/802 ,  G01S 3/86

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