特許
J-GLOBAL ID:200903008257797771
濁水処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-337469
公開番号(公開出願番号):特開平8-182990
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】簡単に建築現場等に搬送できるとともに濁水の浄化処理を長時間安定して行う。【構成】濁水中に含まれる浮遊粒子を電極槽2のアルミ合金板からなる陽極電極から発生する陽イオンで中和して凝集させ、凝集したフロックを含む水を分離槽3に送る。電極槽3の陽極電極を陰極電極を一定時間毎に切換えて、陽極電極が消耗するのを抑制する。分離槽3は外筒32と内筒31で構成し、内筒31の濁水流出口から外筒32の下部にフロックを含む濁水を流出させ、外筒32内にフロックを堆積させる。フロックを常に内筒31の濁水流出口の位置より上部まで堆積させておき、堆積したフロックをフィルタとして使用し、上澄水内に浮遊する微小粒子の数を低減する。
請求項(抜粋):
電極槽と電極切換手段と電極槽の後段に配設された分離槽及びフロック排出制御手段とを有し、電極槽はアルミ合金板からなり、直流電源の陽極に接続された電極と直流電源の陰極に接続された電極を濁水の流れ方向に沿って交互に複数枚配設し、電極切換手段はあらかじめ定められた一定時間毎に直流電源と各電極の接続を切換て各電極の極性を切換え、分離槽は内筒と外筒を有し、内筒は外筒内に垂直に設けられ、上端部に濁水流入口を有し、下部側壁に複数の濁水流出口が上下方向に複数段に設けられ、内部に複数の仕切板が水平に取付けられ、各仕切板は隣接する仕切板毎に異なる位置に濁水通路を有し、外筒は下部が先細の円錐形状をし、下端部に汚泥排出口を有し、上端部に溢水排出口を有し、下部の円錐形状部内に撹拌羽根が設けられ、上部の溢水排出口と内筒の濁水流出口との中間部にフロックの堆積上限位置を定めるフロック上限検出手段とを有し、フロック排出制御手段は上記フロック上限検出手段でフロックの堆積限界高さを検出したときに撹拌羽根を回転しながら外筒下部の汚泥排出口から堆積したフロックを含む汚泥の排出を開始し、あらかじめ検出して設定しておいた堆積したフロックがフロックの堆積限界高さから内筒の濁水流出口上端位置まで減少するまでの時間に達したときに汚泥の排出を停止させることを特徴とする濁水処理装置。
IPC (3件):
C02F 1/463
, C02F 1/465
, C02F 1/46 ZAB
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