特許
J-GLOBAL ID:200903008259291808

滑動可能なベーンサポートを備えたロータリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 正夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520653
公開番号(公開出願番号):特表平11-505003
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】環状の外壁(40)と二つの側壁(36,38)により限界された内室(34)を備えたステータ(16)を包含するアキシャルベーン型ロータリ装置。各側壁は、環状のカム面(42,44)を有する。ロータ(54)が内室(34)内に回転可能に装架されている。ロータ(54)は、環状の外壁(66)と、これを貫いて延びる複数の角度的に間隔を隔てた軸線方向に延びるスロット(64)とを有する。ベーン(68)が、各スロット(64)内に滑動可能に収容されている。ベーン(68)は、軸線方向に往復動し、ロータが回転するにつれ、隣接するベーンとカム面との間の空間を交互に膨張させたり圧縮したりする。カム面は、第1の部分(92)と第2の部分(90)とを交互に有する。第2の部分は、第1の部分よりもロータから遠くにある。一つのカム面の第1の部分は、もう一つのカム面の第2の部分に整合している。スロットは、ロータ上を半径方向外方に、環状の外壁へと延びている。各ベーンの外側の端縁部は、ステータの環状の外側の端縁部に滑動的に係合している。各ベーンは、一つのスロット(64)の拡大外部部分(65)内に滑動可能に収容された拡大外部部分(75)を有する。
請求項(抜粋):
環状の外壁(40)とそれぞれ環状カム面(42,44)を有する二つの側壁(36,38)とにより限界された円筒形の内室(34)を備えたステータ(16)と、前記内室内に回転可能に装架され環状の外壁(66)とこれを貫いて延びる複数の角度的に間隔を隔てた軸線方向のスロット(64)とを有するロータ(54)と、前記スロットのそれぞれに滑動可能に収容され半径方向外側の端縁部(74)と半径方向内側の端縁部(106)と前記カム面に滑動的に係合する部材(134)を備えた側端縁部(70,72)とを有するベーン(68)と、このベーンを軸線方向に往復動させる第1の手段(96,98)と、前記ロータが回転するにつれ隣接する前記ベーンと前記カム面との空間を交互に膨張させたり圧縮させたりする第2の手段(42,44)とを包含し、前記第2の手段が、前記カム面に交互に形成された第1の部分(92)と第2の部分(90)とを包含し、前記第2の部分が前記第1の部分よりも前記ロータから遠くにあり、前記カム面の一つの前記第1の部分がもう一つの前記カム面の第2の部分に整合しており、前記スロット(64)が前記ロータ上を半径方向外方に前記環状の外壁(66)まで延びていて拡大外部部分(65)を有し、前記ベーンのそれぞれの外側の端縁部(74)が前記ステータの環状の外壁(40)に滑動的に係合しており、前記ベーンのそれぞれが前記スロット(64)の一つの拡大外部部分(65)内に滑動的に収容された拡大外部部分(75)を有するアキシャルベーン型ロータリ装置(14)。
IPC (2件):
F01C 1/34 ,  F01C 19/10
FI (2件):
F01C 1/34 B ,  F01C 19/10 Z

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