特許
J-GLOBAL ID:200903008267608098

泥水式シールド機における切羽安定制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-096195
公開番号(公開出願番号):特開平8-270382
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 切羽管理に迅速な対応ができ、また泥水管理設備や逸泥対策のための泥水ストック量を減少させて地上設備用の土地面積を小さくして省面積化図ることもできる泥水式シールド機の切羽安定制御装置を提供する。【構成】 シールド機34のシールドチャンバ42内に泥水を供給して泥水圧により切羽46を安定させる。この場合、送泥管44に設けられて送泥管44内を流れる泥水の粘性を測定する粘性計60と、切羽データ検出手段により切羽46の状況を検出した切羽データと粘性計60で測定した泥水の粘性を比較して増粘材の添加量を求める演算装置62と、演算装置62により求められた増粘材の添加量に基づき増粘材を送泥管44中に供給する添加材供給手段80とにより、切羽の安定の変化に対し迅速な対応が成しうることとなる。また、シールド機34に近い位置におけるトンネル36内で泥水管理を行うため、地上又は発進立坑内に泥水管理設備が不要となり、地上設備の省面積化が可能となる。
請求項(抜粋):
送泥管を介しシールドチャンバへ泥水を供給するとともに、排泥管を介しシールドチャンバ内の泥水を排出する泥水式シールド機において、送泥管に設けられて送泥管内を流れる泥水の粘性を測定する粘性計と、切羽データ検出手段により切羽の状況を検出した切羽データと前記粘性計で測定した泥水の粘性を比較して増粘材の添加量を求める演算装置と、前記演算装置により求められた増粘材の添加量に基づき増粘材を送泥管中に供給する添加材供給手段と、を備えることを特徴とする泥水式シールド機における切羽安定制御装置。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平4-209294
  • 特開平4-060096
  • 特開昭61-028699
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