特許
J-GLOBAL ID:200903008269710795

発振器及びこの発振器を用いた無線電話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274052
公開番号(公開出願番号):特開平10-145190
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 バイポーラトランジスタにより実現された能動部を有し、電源電圧の変動に対する受動部の感度がかなり低くされた発振器を得ることにより従来の発振器の欠点を解消することである。【解決の手段】 本発明は、同調電圧Vtunの関数として可変周波数の出力信号を発生するための発振器OSC及びこれを用いた無線電話装置に関するもので、前記発振器は、同調電圧Vtunによりバイアスされる、直列に配置され、2つのインダクタンスLextを介して電源VCCに接続される2個の可変コンデンサCsを備える受動部と、第1のトランジスタT1と第2のトランジスタT2を備え、それらのトランジスタT1とT2のコレクタが受動部の出力端子S1とS2にそれぞれ接続され、一方のトランジスタのベースが結合コンデンサCfbを介して他方のトランジスタのコレクタに接続される、能動部と、を備える。
請求項(抜粋):
直列接続されて容量分岐を構成する2個の可変コンデンサを備え、その容量分岐の端部で構成されて、相互間に出力信号を生じ、かつ等しい公称値を持つ2個のインダクタンス要素を介して第1の電源に接続される2つの出力端子と、容量分岐の可変コンデンサの間の接続点で構成されて、同調電圧を受けるための入力端子とを有する受動部と、受動部の出力端子に接続される出力端子と、電流源を介して第2の電源に接続される基準端子と、バイアス端子とをそれぞれ有する第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを備える能動部であって、第1のトランジスタのバイアス端子と第2のトランジスタのバイアス端子とは等しい公称値を持つ結合コンデンサを介して第2のトランジスタの出力端子と第1のトランジスタの出力端子とにそれぞれ接続されるように構成された能動部と、を備える同調電圧の関数として可変周波数の出力信号を発生する発振器において、第1のトランジスタおよび第2のトランジスタはバイポーラトランジスタであり、それらのトランジスタのベースと、コレクタと、エミッタとはそれぞれバイアス端子と、出力端子と、基準端子とを構成し、受動部は2つの高域フィルタを備え、各フィルタは出力端子の1つと可変容量の1つとの間に接続されることを特徴とする発振器。
IPC (3件):
H03K 3/282 ,  H03B 5/12 ,  H04B 1/40
FI (3件):
H03K 3/282 K ,  H03B 5/12 B ,  H04B 1/40
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平3-190413
  • 特開平3-190414
  • 特開平4-061415
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 「アナログ電子回路」, 20000725, 初版35刷, 11〜14頁

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