特許
J-GLOBAL ID:200903008272438214

情報信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159270
公開番号(公開出願番号):特開平9-321631
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 高い分解能で高品質な音響信号や画像信号を復元することが容易である情報信号処理装置を得る。【解決手段】 NビットのデータをM>Nの関係にあるMビットのデータに変換する信号処理装置であり、Nビットの符号情報を、前記Nビットの符号情報の標本化周期をTsとしたときに、1/K(Kは2以上の自然数)の標本化周期Ts/Kを有するNビットの符号情報が時間軸上でK個連続した状態の繰返しデータに変換させる繰返しデータの発生部2により、標本化周期Ts/Kを有するNビットの符号情報が時間軸上でK個連続した状態の繰返しデータに変換し、それを符号情報の分解能向上用信号処理部3で、Mビットのデジタル信号に変換するとともに、(M-N)ビットの付加符号情報を得て、それをNビットの符号情報の最下位桁に連続させてMビットの符号情報を生成させ、それをNビットの符号情報の標本化周期Tsに対応する標本化周波数について定まるナイキスト周波数を遮断周波数とするローパスフィルタ4を介して、標本化周期Ts/Kを有するMビットの符号情報を出力させる。。
請求項(抜粋):
アナログ信号を2のN乗分の1の分解能でデジタル信号に変換して得たNビットの符号情報を、M>Nの関係にあるMビットの符号情報に変換する信号処理装置であって、信号処理の対象にされるNビットの符号情報を、前記Nビットの符号情報の標本化周期をTsとしたときに、1/K(ただし、Kは2以上の自然数)の標本化周期Ts/Kを有するNビットの符号情報が時間軸上でK個連続した状態の繰返しデータを発生させる繰返しデータの発生手段と、前記した繰返しデータの発生手段から順次に出力されたNビットの符号情報について、時間軸上で順次に発生しているデジタル値の変化点を検出する手段と、前記した順次のNビットの符号情報について、時間軸上で順次に検出される新たなデジタル値の変化点を含む連続する4個のデジタル値の変化点をそれぞれ1組の変化点群として、順次の1組の変化点群における順次のデジタル値の変化態様のパターンが、基準の変化態様として予め定められた複数種類のデジタル値の変化態様のパターンの内のどの変化態様のパターンに該当するのかを判別する手段と、前記した順次の各1組の変化点群を構成しているNビットの符号情報群に対して、前記の各1組の変化点群が該当する基準の変化態様のパターンと対応して、前記した各1組の変化点群における2番目のデジタル値の変化点と3番目のデジタル値の変化点との間の区間について施すべき直線補間の態様を、前記した各1組の変化点群における1番目のデジタル値の変化点と2番目のデジタル値の変化点との間の区間に施されている直線補間の態様と関連させて決定し、前記した各1組の変化点群毎に前記のようにして決定された直線補間が、2のM乗分の1の分解能のデジタル信号により行なわれるような演算を行なって、前記したNビットの符号情報について時間軸上に次々に現われるデジタル値の変化点における順次の隣接するデジタル値の変化点間毎に、デジタル値の変化の大きさが前記した2のN乗分の1の分解能1LSBと対応するようにして時間軸上に形成させた矩形の面積と、前記した2のM乗分の1の分解能のデジタル信号によって示される線と、前記した矩形の辺との間で包囲される図形の面積とが略々等価となるようにそれぞれ予め定められている態様での直線補間が前記の所定の区間に施されるようにする手段と、前記した2のM乗分の1の分解能のデジタル信号から(M-N)ビットの付加符号情報を得る手段と、前記した(M-N)ビットの付加符号情報をNビットの符号情報の最下位桁に連続させてMビットの符号情報を生成させるビット数増加手段と、前記のビット数増加手段から出力されたMビットの符号情報を、Nビットの符号情報の標本化周期Tsに対応する標本化周波数について定まるナイキスト周波数を遮断周波数とするローパスフィルタを介して、標本化周期Ts/Kを有するMビットの符号情報を出力する手段とを備えてなる情報信号処理装置。
IPC (2件):
H03M 7/36 ,  H03M 1/08
FI (2件):
H03M 7/36 ,  H03M 1/08 A

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