特許
J-GLOBAL ID:200903008283079925

チロシンキナーゼ阻害剤としての置換キノリルメチレン-オキシインドール類似体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500166
公開番号(公開出願番号):特表平11-510823
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】一般式(I)[式中、RがHまたは-(CH2)n-COR7基であり、nが1〜4の整数でありそしてR7がヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルコキシまたは-NR5R6であり、R5およびR6の一方が水素またはC1〜C6アルキルでありそして他方がC1〜C6アルキルであるか、あるいはR5およびR6がそれらが結合しているN原子と一緒になって5〜7員飽和複素単環を形成し、あるいはR7が1〜3個のアミノ酸を含有するN末端結合ペプチジル残基(ここで、末端カルボキシル基はそのままで、アミドとして、アルカリ金属塩としてまたはC1〜C4アルキルエステルとして存在し得る)であり、R1、R2、R3およびR4のうちの一つまたは二つが同じでも異なっていてもよくそしてa)-X-(CH2)m-NH2、-X-(CH2)m-NR5R6または-X-(CH2)m-NHR8基;b)-NH-C(=NH)-NR5R6、-NH-C(=NH)-NHR8、-N=CH-NH2、-N=CH-NR5R6または-N=CH-NHR8基;c)-X-(CH2)n-COR7基;d)-CORaまたは-COR9基;e)-Y-CO-Y′-R10基;およびf)-NHR8または-NHR11基から選択される]を有するキノリルメチレン-オキシインドール誘導体並びにそれらの医薬上許容され得る塩は、チロシンキナーゼ阻害剤である。
請求項(抜粋):
次の一般式(I)〔式中、RはHまたは-(CH2)n-COR7基であり、nは1〜4の整数であり、そしてR7はヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルコキシまたは-NR5R6であり、R5およびR6の一方は水素またはC1〜C6アルキルでありそして他方はC1〜C6アルキルであるか、あるいはR5およびR6はそれらが結合しているN原子と一緒になって5〜7員飽和複素単環を形成し、あるいはR7は1〜3個のアミノ酸を含有するN末端結合ペプチジル残基(ここで、末端カルボキシル基はそのままで、アミドとして、アルカリ金属塩として、またはC1〜C4アルキルエステルとして存在し得る。)であり;R1、R2、R3およびR4のうちの一つまたは二つは同じでも異なっていてもよくそして;a)-X-(CH2)m-NH2、-X-(CH2)m-NR5R6または-X-(CH2)m-NHR8基〔式中、Xは-O-、-S-または-NH-であり、mは2〜4の整数であり、R5およびR6は上記に定義された通りであり、そしてR8はC2〜C6アルカノイルであるかまたは1〜3個のアミノ酸を含有するC末端結合ペプチジル残基(ここで、末端アミノ基は遊離であるかまたは保護されているかまたは-NR5R6基を与えるようにアルキル化形態にあり、R5およびR6は上記に定義された通である。)である。〕、b)-NH-C(=NH)-NR5R6、-NH-C(=NH)-NHR8、-N=CH-NH2、-N=CH-NR5R6または-N=CH-NHR8基〔ここで、R5、R6およびR8は上記に定義された通りである。〕、c)-X-(CH2)n-COR7基〔ここで、XおよびR7は上記に定義された通りであり、そしてnは1〜4の整数である。〕、d)-CORaまたは-COR9基〔式中、Raは1〜3個のアミノ酸を含有するN末端結合ペプチジル残基(ここで、末端カルボキシル基はそのままで、アミドとして、アルカリ金属塩として、またはC1〜C4アルキルエステルとして存在し得る。)であり、そしてR9は-(CH2)p-NH2、-(CH2)p-NR5R6または-(CH2)p-NHR8基(ここで、pは1または2であり、そしてR5、R6およびR8は上記に定義された通りである。)である。〕、e)-Y-CO-Y′-R10基〔式中、YおよびY′は同一でも異なっていてもよく、その各々は-NH-または-O-であり、そしてR10はフェニルまたは置換されていないかもしくはフェニルにより置換されたC1〜C6アルキルである。〕、およびf)-NHR8または-NHR11基〔式中、R8は上記に定義された通りであり、そしてR11はアミノ保護基である。〕から独立的に選択され;そしてR1、R2、R3およびR4の他のものは同じでも異なっていてもよく、そして水素、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、フェニル-(C1〜C6)アルコキシ、カルボキシ、C1〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルカノイルオキシ、シアノおよび-NR5R6(ここで、R5およびR6は上記に定義された通りである。)から選ばれる。〕を有するキノリルメチレン-オキシインドール誘導体またはその医薬上許容され得る塩。
IPC (7件):
C07D401/06 209 ,  A61K 31/00 609 ,  A61K 31/00 635 ,  A61K 31/00 643 ,  A61K 31/47 603 ,  A61K 31/535 606 ,  C07D401/14 209
FI (7件):
C07D401/06 209 ,  A61K 31/00 609 ,  A61K 31/00 635 ,  A61K 31/00 643 B ,  A61K 31/47 603 ,  A61K 31/535 606 ,  C07D401/14 209

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