特許
J-GLOBAL ID:200903008288086997

ポリプロピレンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318435
公開番号(公開出願番号):特開平10-158319
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】アタクチック成分が少なく、且つ比較的低立体規則性のポリプロピレンを高い重合活性で得る。【解決手段】固体チタン化合物とハロゲン化有機アルミニウム化合物及び特定の有機ケイ素化合物を接触させて得られる固体チタン化合物成分とハロゲン原子を実質的に持たない有機アルミニウム化合物の存在下にオレフィンを予備重合し、得られた固体チタン触媒成分を有機アルミニウム化合物と特定の有機ケイ素化合物の存在下にプロピレンを重合する。
請求項(抜粋):
下記成分[A]、[B]及び[C]よりなる触媒の存在下にプロピレンの重合を行うことを特徴とするポリプロピレンの製造方法。[A]マグネシウム、四価のチタン、ハロゲン及び電子供与体を必須成分として含有する固体チタン化合物、下記一般式〔I〕で示されるハロゲン化有機アルミニウム化合物及び一般式〔II〕で示される有機ケイ素化合物を接触させて得られる固体チタン化合物成分及びハロゲン原子を実質的に持たない有機アルミニウム化合物の存在下に、オレフィンを予備重合して得られる固体チタン触媒成分R<SB>n</SB>AlX<SB>3-n</SB> 〔I〕(但し、Rは、炭素数1〜10の飽和炭化水素基、Xはハロゲン原子であり、nは、0<n<3である。)R<SP>1</SP>R<SP>2</SP>Si(OR<SP>3</SP>)<SB>2</SB> 〔II〕(但し、R<SP>1</SP>、R<SP>2</SP>及びR<SP>3</SP>は、それぞれ同種又は異種の炭素数1〜20の炭化水素基であり、R<SP>1</SP>及びR<SP>2</SP>の少なくとも一方はケイ素原子に直接結合する原子が3級炭素である鎖状炭化水素又は2級炭化水素である環状炭化水素である。)[B]有機アルミニウム化合物[C]一般式〔III〕で示される有機ケイ素化合物及び/又はケイ酸エチルR<SP>4</SP>Si(OR<SP>5</SP>)<SB>3</SB> 〔III〕(但し、R<SP>4</SP>は炭素数1〜20の直鎖状炭化水素基であり、R<SP>5</SP>は炭素数1〜10の炭化水素基である。)
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/06

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