特許
J-GLOBAL ID:200903008295532820

分散装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-134361
公開番号(公開出願番号):特開平6-343845
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】バスケット内から飛び出した分散媒体をバスケット内へ回収し、撹拌槽内の配合物の対流を促進し、効果的に撹拌・分散する。【構成】分散装置のバスケットの側壁の上部に設けたトップフランジのフランジ部にロッドを連結して分散装置本体に前記バスケットを固定すると共に、前記トップフランジ上に、開口を中央に備え且つ外周の断面が前記開口の中心方向に下方に傾斜する傾斜面を備えたトップカバーを設け、前記トップカバーの開口の下方に対峙する撹拌羽根支持体の上面に、撹拌溝及びまたは撹拌補助翼から成る撹拌手段を設けたものである。【効果】撹拌溝及び又は撹拌補助翼から成る撹拌手段の発生する前記開口近傍のバスケット内及び撹拌槽内の旋回流ないしは渦流により、トップカバーの前記開口の中心方向に下方に傾斜する傾斜面から開口近傍の配合物が、バスケット内から飛び出した分散媒体と共に前記傾斜面と相俟って再度バスケット内に流入され効果的に撹拌・分散される。
請求項(抜粋):
昇降自在な分散装置本体に設けた回転駆動する撹拌軸に撹拌羽根支持体を介して撹拌羽根を設け、分散媒体が収容され、側壁に前記配合物の通過する小孔を多数穿設したバスケット内で回転可能に設けて撹拌槽内の塗料やインキ等の顔料などの固形物を含む液状の配合物を分散せしめる分散装置において、前記バスケットの側壁の上部に、バスケットの外周方向に突出したフランジ部を備える環状のトップフランジを設け、該トップフランジのフランジ部にロッドを連結して分散装置本体に前記バスケットを固定すると共に、前記トップフランジ上に、開口を中央に備え且つ外周の断面が前記開口の中心方向に下方に傾斜する傾斜面を備えたトップカバーを設け、前記トップカバーの開口の下方に対峙する撹拌羽根支持体の上面に、撹拌溝から成る撹拌手段を設けたことを特徴とする分散装置。

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