特許
J-GLOBAL ID:200903008296177675

配線必要部材の固定具と固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158951
公開番号(公開出願番号):特開平9-004159
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 平面アンテナや太陽電池利用等の各種電気機器などの配線が必要とされる部材を屋根面上に簡便に設置し、しかも配線必要部材のリード線が水濡れするのを防止する。【構成】 瓦表面部の配線必要部材が上面2に固定される固定兼リード線引出し部材3と、この固定兼リード線引出し部材に瓦基板を介して嵌合する止め部材11とからなり、固定兼リード線引出し部材3は、上下に貫通する開口部4を有し、裏面側に、内部を配線必要部材のリード線引出し空間とした筒体5が開口部と同軸上に設けられ、この筒体の下端部に、引掛け部9を有する外径縮小部7が設けられる。止め部材は、固定兼リード線引出し部材の外径縮小部が挿入される上下に貫通した開口部12を有し、その上面の開口部外側に排水溝13が形成され、排水溝には水切り部14が形成され、縁部にパッキン15が配設されている。
請求項(抜粋):
瓦表面部の配線必要部材が上面に固定される固定兼リード線引出し部材と、この固定兼リード線引出し部材に瓦基板を介して嵌合する止め部材とからなる配線必要部材の固定具であって、固定兼リード線引出し部材は、上下に貫通する開口部を有し、裏面側には、内部を配線必要部材のリード線引出し空間とした筒体が開口部と同軸上に設けられ、この筒体の下端部に、外径が縮小し、下端縁部に外径方向に突出する引掛け部を有する外径縮小部が設けられ、かつ外径縮小部の上端部近傍には水切り片が設けられており、止め部材は、固定兼リード線引出し部材の外径縮小部が挿入される上下に貫通した開口部を有し、その上面の開口部外側に排水溝が形成され、この排水溝の少なくとも1箇所には外側面に向かって切り欠かれた水切り部が形成され、排水溝より外側の水切り部以外の縁部にパッキンが配設されていることを特徴とする配線必要部材の固定具。

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