特許
J-GLOBAL ID:200903008298496298

明確な遷移帯域を有する迅速管連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509388
公開番号(公開出願番号):特表平8-502117
出願日: 1993年10月04日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】独特の迅速連結流体継手の2個の実施例は内端(36)を有する管(22)を具え、この管(22)が完全に連結されていないと、その内端(36)はシール(42、44)に接触しない。リテーナによってハウジング(24)の孔内に管(22)を保持するのが好適である。このリテーナ(30)は管(22)を挿入するために大きな力を必要とする「なだれ形」のリテーナであり、この大きな力以上の力を加えると、管(22)の運動量によって管(22)をその完全挿入位置まで運ぶ。上記の大きな力が開始される「なだれ点」を越えて管(22)が移動し終わらない限り、ハウジング(24)内で管(22)とシール(42、44)との間にシール作用を生じない。この「なだれ点」を越えて管(22)が一旦移動し終わると、管(22)は完全に連結される。本発明によれば、管(22)が完全に連結されない限り、管(22)とハウジング(24)との間にシール作用を生じない。
請求項(抜粋):
軸線方向長さの主要部にわたる第1外径部と、軸線方向長さの限定された部分にわたる一層大きな直径のアプセット部とを有する管と、 前記管を収容する孔を有するハウジングと、 前記ハウジングの軸線方向外端から半径方向内方に軸線方向に延在するアームを有し前記ハウジング内に位置ずるリテーナとを具え、 前記管を前記ハウジング内に挿入した時、前記管の前記アプセット部が前記リテーナに接触することによって第1位置において前記アームを半径方向外方に押圧し、更に、 前記アプセット部が前記第1位置にある時は前記管にシール接触しないが前記ハウジング内に前記管が完全に挿入された時は前記管に接触するように前記ハウジング内に軸線方向位置に位置する少なくとも1個のシールを設けたことを特徴とする迅速連結管コネクタ装置。

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