特許
J-GLOBAL ID:200903008304646566

炭酸ガス濃度検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092783
公開番号(公開出願番号):特開平6-011477
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 炭酸ガス濃度検知装置の校正時の基準値取り込み処理の改善によって精度を向上する。【構成】 炭酸ガスセンサ101の信号の第一の所定時間内の最大値を第一の最大出力値記憶手段102に記憶し、その最大値を第二の所定時間分だけ第二の最大出力値記憶手段1に記憶する。第二の最大出力値記憶手段1に記憶した複数個の最大値各々に対しその分散による重み付けを分散重み付け度算出手段3で、基準値との差による重み付けを基準値重み付け度算出手段4により求め付与し、基準値算出手段2で基準値を算出することによって基準値の精度を向上する。また、安定した基準値の更新を行うことができる。
請求項(抜粋):
炭酸ガスを検知する炭酸ガスセンサと、前記炭酸ガスセンサの信号を常に受け、第一の所定時間内での最大出力値を記憶する第一の最大出力値記憶手段と、前記第一の最大出力値記憶手段により得られた最大出力値を第二の所定時間分だけ記憶できる第二の最大出力値記憶手段と、炭酸ガス濃度を算出するための基準となる値(以下基準値と称す)で現在記憶されている基準値と前記第二の最大出力値記憶手段に記憶されたそれぞれの最大出力値との差から基準値算出時にそれぞれの最大出力値に付加される最大出力値の基準値採用の重み付け度を第一の重み付けテーブルから算出する基準値重み付け度算出手段と、前記最大出力値群の分散値を求め、基準値算出時にそれぞれの最大出力値に付加される基準値採用の重み付け度を算出する分散重み付け度算出手段と、前記第二の最大出力値記憶手段に記憶された最大出力値群と前記基準値重み付け度算出手段で算出された基準値重み付け値と分散重み付け度算出手段で算出された分散重み付け値とから基準値を算出する基準値算出手段と、前記基準値算出手段により算出された前記基準値を更新および記憶する基準値記憶手段と、炭酸ガス濃度検出中の前記炭酸ガスセンサの信号と前記基準値記憶手段により記憶された前記基準値とを受け、前記信号と前記基準値とから炭酸ガス濃度を算出する濃度演算手段と、前記濃度演算手段から受けた前記炭酸ガス濃度を外部に出力する濃度出力手段とを備えた炭酸ガス濃度検知装置。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/409
FI (2件):
G01N 27/46 376 ,  G01N 27/58 B

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