特許
J-GLOBAL ID:200903008305257881

感熱記録材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041488
公開番号(公開出願番号):特開平6-255256
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】画像保存性に優れた感熱記録材料を提供する。【構成】通常無色ないし淡色の染料前駆体と加熱時反応して該染料前駆体を発色せしめる塩基性化合物とを含有する感熱記録材料において、該染料前駆体として下記化1の一般式に代表されるロイコインジゴ誘導体を用いることを特徴とする感熱記録材料。【化1】〔式中、R、R′は、それぞれ一級若しくは二級のアルキル基又はアリ-ル基を示し、X、Yは、それぞれ窒素原子(更に水素若しくは置換基が結合する)又はイオウ原子を示すが、XとYがいずれも窒素原子のときは、両者が2価基で結合してもよく、またR1〜R8は、それぞれ水素原子又は特定の置換基を示すが、隣接するもの同士が結合してベンゼン環を形成してもよい。〕
請求項(抜粋):
支持体上に、無色ないし淡色の染料前駆体及び該染料前駆体と接触してこれを発色させうる塩基性化合物を含有する感熱記録層を設けた感熱記録材料において、該染料前駆体として下記化1の一般式で示されるロイコインジゴ誘導体の少なくとも一種を含有せしめたことを特徴とする感熱記録材料。【化1】〔式中、R、R′は、それぞれ独立に炭素数1〜10の第一級アルキル基、炭素数3〜10の第二級アルキル基、又はハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素数1〜6のアルコキシ基で置換されてもよいアリール基を示す。またX、Yは、それぞれ独立に、-NR9-又は-S-を示すが、XとYは下記化2の形で結合してもよい。【化2】(但し、式中R9は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、-CO-R10又は-CO-OR11を示し、Aは炭素数1〜10の飽和又は不飽和の2価脂肪族炭化水素基を示す。ここでR10、R11はそれぞれ独立に炭素数1〜12のアルキル基、ベンジル基、又はハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素数1〜6のアルコキシ基で置換されてもよいアリール基を示す。)またR1〜R8は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、ニトロ基、-NR12R13、又は-SR14を示すが、R1とR2、R2とR3、R3とR4、R5とR6、R6とR7、R7とR8はそれぞれ結合してベンゼン環を形成してもよい。ここで、R12、R13はそれぞれ独立に水素原子;炭素数1〜12のアルキル基;炭素数4〜12のシクロアルキル基;ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素数1〜6のアルコキシ基で置換されてもよいアラルキル基;又はハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素数1〜6のアルコキシ基で置換されてもよいアリール基を示すが、R12とR13は隣接する窒素原子と共にピロリジノ基、ピペリジノ基又はヘキサメチレンイミノ基を形成してもよい。R14は炭素数1〜10のアルキル基を示す。〕

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