特許
J-GLOBAL ID:200903008307675451

電気メッキ廃液の金属回収の方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 高城郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177559
公開番号(公開出願番号):特開平5-195298
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 複数のメッキ・プロセスの廃液流を清浄な比較的一定の流量および(または)濃度の部分と、汚れた種々の流量および(または)濃度の部分とに分離することにより、前記メッキ・プロセス廃液流からニッケルおよび亜鉛金属を完全に回収する方法およびシステムを提供する。【構成】 メッキ浴へ直接戻すため、抽出した金属を濃縮するようにイオン交換により清浄部分から金属が回収される。次に、イオン交換ステップからのエフルエントが汚れた種々の流量および濃度の部分と混合される。最初に混合流を中和し、次に水酸化ナトリウム溶液を用いる2段プロセスにおいて沈殿させられる。結果として生じる金属沈殿物を含むスラリーを濾過して、回収されたニッケルおよび亜鉛を含むフィルタ・ケークを生じる。このフィルタ・ケークは、メッキ浴への再装入あるいは他の用途のため金属を回収するため更に処理することができる。
請求項(抜粋):
複数のプロセス・ストリームからメッキ・システムにおいて使用された有用金属を回収する方法であって、前記ストリームの第1ストリームが一定流量および(または)濃度の有用金属であり、前記ストリームの第2のストリームが種々の流量および(または)濃度の有用金属である方法において、a)前記第1のストリーム中の有用金属を前記メッキ・システムへの還流を許容するに充分なレベルに濃縮し、これにより同時に希薄ラフィネート・ストリームを生成し、b)前記ラフィネート・ストリームを前記第2のストリームと攪拌し、これにより攪拌ストリームを生成し、c)塩基を添加することにより前記攪拌ストリーム中の遊離酸を中和し、d)充分量の塩基を添加することにより、前記中和されたストリーム中の有用金属を沈殿させ、e)前記沈殿した金属から水を除去するステップを含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C25D 21/18 ,  C22B 19/00 ,  C22B 23/00 ,  C25D 21/22

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