特許
J-GLOBAL ID:200903008307791788

雨水濾過システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西島 綾雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033282
公開番号(公開出願番号):特開平10-216413
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 雨水を雨樋から取り出し濾過して種々の用途に使用できるようにするとともに、濾過器内が雨水に含まれる砂や埃で詰まらないようにする。【解決手段】第一の濾過器4の容体8は、縦樋2と連結されている。中筒10内には、濾過材14が配置され、容体の底部に設けたパイプ32,34から、濾過された雨水が貯蔵タンクに導かれる。第一の濾過器の内筒6内には浮子16が配置され、浮子には短冊状布片などから成る撹拌部材18が垂設されている。雨水により、浮子は上下にポンプ動作を行い、第一濾過器の容体内の雨水を撹拌し、該撹拌した雨水をバイパスパイプ20に圧送する。第二濾過器22にバイパスパイプを通じて供給された雨水は、第二濾過器で濾過された後、貯蔵タンクに導かれる。
請求項(抜粋):
建物に設備された縦樋(2)の中間部を切断して、縦樋(2)の下端に第一の濾過器(4)の容体(8)を配置し、該容体(8)内に、内筒(6)と中筒(10)とを容体(8)の内部が3層構造と成るように配置し、前記内筒(6)の上部を前記縦樋(2)に連結し、該縦樋(2)内の雨水が前記内筒(6)内に落下し、該内筒(6)を通じて中筒(10)の底部内に入り、該中筒(10)の上端から溢れた雨水が前記容体(8)内に入るように成し、前記内筒(10)内に、濾過材(14)を配置し、前記容体(8)の底部に設けたパイプ(32)(34)から濾過された雨水が貯蔵タンクに導かれるように成すとともに、濾過材(28)を内蔵した第二濾過器(22)を配設し、該第二濾過器(22)の容体(24)と前記第一濾過器(4)の内筒(6)の上部とをバイパスパイプ(20)で連通し、前記第一の濾過器(4)の内筒(6)内に浮子(16)を配置し、該浮子(16)の上下ポンプ動作によって、前記第一濾過器(4)の容体(8)内の雨水を撹拌し、該撹拌した雨水を前記バイパスパイプ(20)に圧送するように成し、前記第二濾過器(22)に前記バイパスパイプ(20)を通じて供給された雨水を、該第二濾過器(22)で濾過した後、前記貯蔵タンクに導くようにしたことを特徴とする雨水濾過システム。

前のページに戻る