特許
J-GLOBAL ID:200903008308489295
高濃度パルプの漂白方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-507919
公開番号(公開出願番号):特表平10-510600
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】高濃度パルプをガス状漂白試薬で漂白するための方法および装置。パルプを接触ガスの中に浮遊させ、且つ、ガス状漂白試薬をパルプと反応させるように、ピン/ホイルコンタクタを含む上流容器(52)内でガス状漂白試薬を含む接触ガスの存在の下で、パルプは裁断され、次いで、毛羽立てられる。初期カッパ数から中間カッパ数に高濃度パルプを脱リグニンするのに必要な選択された分量のガス状漂白試薬の約75%から約90%を消費するのに十分な所定の時間の間だけパルプはコンタクタ内に保持される。高濃度パルプを中間カッパ数から最終カッパ数に更に脱リグニンするようにパルプと選択された分量のガス状漂白試薬の反応が実質的に完了する多孔性のベッドリアクタにパルプおよび接触ガスは、次いで、別々に供給される。
請求項(抜粋):
高濃度パルプをガス状漂白試薬で漂白するための方法であって、 高濃度パルプを第1の上流容器(52)に供給するステップと、 接触ガス中にパルプを浮遊させ、且つ、パルプとのガス状漂白試薬の反応を開始させるために、ガス状漂白試薬、キャリアガス、および、反応副生成ガス80を含む接触ガスの存在の下で上流容器(52)の中のパルプを裁断するステップと、 パルプを接触ガスの中に浮遊させた状態で維持し、且つ、ガス状漂白試薬をパルプと更に反応させるように、接触ガスの存在の下で上流容器(52)の中の裁断されたパルプを毛羽立てるステップとを含み、前記毛羽立てるステップが、 上流容器(52)の中の裁断されたパルプの流体化された粒子の回転環を生成するステップと、 裁断されたパルプ粒子のサイズを更に減少させ、且つ、パルプ粒子を毛羽立てるために、裁断されたパルプの流体化された粒子の回転環を梳くステップと、 初期カッパ数から中間カッパ数に高濃度パルプを脱リグニンするのに必要なガス状漂白試薬の選択された分量の約75%から約90%を消費するのに十分な所定の時間の間だけ上流容器(52)の中の高濃度パルプを保持するステップと、 毛羽立てられたパルプおよび接触ガスを、上流容器(52)から、高濃度パルプを中間カッパ数から最終カッパ数に更に脱リグニンするようにパルプとのガス状漂白試薬の選択された分量の反応が実質的に完了する第2の下流容器(54)に吐出するステップとを含む方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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