特許
J-GLOBAL ID:200903008309415546

無効電力調整方法及び静止形無効電力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056045
公開番号(公開出願番号):特開平9-244755
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 三相交流系統の無効電力の調整を迅速に行って、しかも三相交流系統の系統電圧を極力平衡状態に近い状態に維持する。【解決手段】 三相交流系統の無効電力が予め定めた許容範囲内にあるか否かを判別する。無効電力が予め定めた許容範囲外にあるときには、無効電力を許容範囲内に入れるように2つの分割リアクトル(Lu1 及びLu2 、Lv1 及びLv2 並びにLw1 及びLw2 )の接続点間に設けた3つの交流スイッチング回路ASu,ASv及びASwの導通角を制御する。無効電力が予め定めた許容範囲内にあるときには三相交流系統の各相の電圧の不平衡を補償するように3つの交流スイッチング回路ASu,ASv及びASwの導通角を制御する。
請求項(抜粋):
2つの分割リアクトル及びコンデンサからなる3つの直列回路の一端を共通接続し各直列回路の他端を前記三相交流系統の各相に接続し、前記3つの直列回路の前記2つの分割リアクトルの接続点間に3つの交流スイッチング回路をそれぞれ接続し、前記三相交流系統に発生した無効電力を前記3つの交流スイッチング回路の導通角を制御することにより調整する無効電力調整方法であって、前記三相交流系統の前記無効電力が予め定めた許容範囲内にあるか否かを判別する判別工程と、前記無効電力が前記予め定めた許容範囲外にあるときには前記無効電力を前記許容範囲内に入れるように前記3つの交流スイッチング回路の導通角を制御する無効電力調整工程と、前記無効電力が前記予め定めた許容範囲内にあるときには前記三相交流系統の各相の電圧の不平衡を補償するように前記3つの交流スイッチング回路の導通角を制御する不平衡電圧補償工程とからなること特徴とする無効電力調整方法。
IPC (2件):
G05F 1/70 ,  H02J 3/18
FI (2件):
G05F 1/70 J ,  H02J 3/18 D

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