特許
J-GLOBAL ID:200903008314662705

周波数オフセット補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171647
公開番号(公開出願番号):特開平9-331365
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 高精度な周波数オフセット補償機能を維持しながら、消費電力の低減が可能な周波数オフセット補償装置を提供する。【解決手段】 周波数オフセットに起因する位相誤差の推定を行なう初期収束特性の優れた第1の位相誤差推定手段4と、第1の位相誤差推定手段と比較して初期収束特性は劣るが、消費電力の少ない第2の位相誤差推定手段5とを設け、初期引き込み時には、第1の位相誤差推定手段を動作させ、バースト受信時には、第2の位相誤差推定手段を動作させるように構成している。そのため、周波数オフセットに起因する位相誤差の高精度な補償を維持しながら、消費電力の低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
周波数オフセットに起因した位相誤差を推定して位相補償値を出力する位相誤差推定手段と、前記位相誤差補償値を用いてベースバンドの受信データの位相誤差を補償する位相補償手段と、前記位相補償手段から出力されるデータによって受信データを判定する判定手段とを備える周波数オフセット補償装置において、前記位相誤差推定手段が、受信データの共役複素データと判定手段の出力データとの相関値及び受信データの複素乗算値のそれぞれに対する平均演算を1シンボルごとに行ない、前記位相誤差補償値を1シンボルごとに算出する第1平均演算手段を備える第1の位相誤差推定手段と、受信データの共役複素データと判定手段の出力データとの相関値及び受信データの複素乗算値のそれぞれをNシンボルに渡って累積加算し、累積加算値をNシンボルごとに出力するNシンボル間加算手段と、前記Nシンボル間加算手段から出力される累積加算値の平均演算を行ない、前記位相誤差補償値をNシンボルごとに算出する第2平均演算手段とを備える第2の位相誤差推定手段と、初期引き込み時に前記第1の位相誤差推定手段を動作させ、バースト受信時に前記第2の位相誤差推定手段を動作させる切り替え手段とを具備することを特徴とする周波数オフセット補償装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04J 3/00
FI (2件):
H04L 27/22 Z ,  H04J 3/00 H

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