特許
J-GLOBAL ID:200903008322848656

金属錯体顔料の連続製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-099495
公開番号(公開出願番号):特開2001-329184
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 多価金属イオンと、一般式I[RおよびR′は-OH、-NH2、NH-CN、アリールアミノ、アシルアミノまたはp-クロロフェニル、R1およびR1′は-OHまたは-NH2。]またはその互変異性のアゾ化合物のモノ-、ジ-、トリ-またはテトラ陰イオンとの金属錯体であって、上記化合物とは異なった1種以上の化合物(被挿入化合物)が挿入されている金属錯体を製造する新規な連続方法の提供。【解決手段】 化合物(I)のアルカリ金属塩の特殊な水性分散物を選ばれた多価金属の金属塩と、10〜35°Cにおいて1〜25分の間撹拌し、被挿入化合物の水溶液、水性分散物または乳化物と混合し、混合物を85〜140°Cにおいて滞在時間1〜15分にして反応区域に通し、次いで混合物のpHを5以上に調節し、生成した金属錯体挿入化合物を分離する方法。
請求項(抜粋):
多価金属イオンと、式(I)【化1】但し式中RおよびR’は独立に-OH、-NH2、NH-CN、アリールアミノ、アシルアミノまたはp-クロロフェニルを表し、R1およびR1’は独立に-OHまたは-NH2を表す、またはその互変異性構造に合致するアゾ化合物のモノ-、ジ-、トリ-またはテトラ陰イオンとの金属錯体であって、上記の化学的な化合物とは異なった少なくとも1種の化合物(被挿入化合物)が挿入されており、該多価金属イオンはCa、Zn、Cu、Fe、Mn、Ni、Co、Sr、Ba、Cr、Sn、Al、Mg、Cd、PbおよびLaから成る群から選ばれる金属のイオンである金属錯体を製造する連続方法において、該方法は化合物(I)のアルカリ金属塩の特殊な水性分散物を選ばれた多価金属の金属塩と、温度10〜35°C、特に20〜25°Cにおいて、必要に応じpHを0.5〜5.5にして撹拌し、上記被挿入化合物の水溶液、水性分散物または乳化物と混合し、この際必要に応じ被挿入化合物と混合する前および/または後において該混合物の固体粒子を微粒化し、該混合物を温度85〜140°C、好ましくは110〜120°C、圧力特に105〜4×105Paにおいて反応区域(18)に通し、反応区域(18)に入る混合物のpHを調節して反応区域(18)を出る生成物の分散物のpHが0.5〜3になるようにし、次いで混合物のpHを少なくとも5に調節し、生成した金属錯体挿入化合物を分離することを特徴とする方法。
IPC (10件):
C09B 45/48 ,  C09B 67/20 ,  C09D 5/06 ,  C09D 7/12 ,  C09D 11/02 ,  C09D 17/00 ,  C09D201/00 ,  D06B 1/00 ,  D06P 1/10 ,  D06P 3/00
FI (10件):
C09B 45/48 ,  C09B 67/20 K ,  C09D 5/06 ,  C09D 7/12 ,  C09D 11/02 ,  C09D 17/00 ,  C09D201/00 ,  D06B 1/00 ,  D06P 1/10 ,  D06P 3/00 D

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