特許
J-GLOBAL ID:200903008324823014

繊維および特定のカーボンブラックを均一に含有する繊維強化熱可塑性複合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097771
公開番号(公開出願番号):特開平8-269228
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 着色でも成形品中の繊維強化材の長さを高い水準に保ち得るに加えて機械的特性の保持率にも優れた処方を開発する。【構成】 実施例7で、非改質PP粉末99.2wt%、改質剤として無水マレイン酸0.5wt%、有機過酸化物0.1wt%で形成された樹脂成分混合物を攪拌混合した。得られた樹脂成分混合物を押出機中で溶融混練(温度200°C)後に押出して改質ペレット[MFR130g/10min]を得、その改質剤グラフト率は0.3%。次に別の押出機の第一供給口から改質ペレットを、第二供給口からカーボンブラック(#900)を、第三供給口からガラスチョップトストランド(平均長13mm)をそれぞれ表2の量で供給し、ベントから吸引下に溶融混練した強化複合体のストランドを常温に水冷し、切断して強化ペレット(平均長6mm)を得た。該強化ペレットから射出成形機で試験片を作成し、実施例1と同様に操作後のそれらの物性測定結果を表2に示す。【効果】 ZnS併用で更に優秀。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂中に繊維強化材およびカーボンブラックが高分散状態で含有され、該繊維強化材が、平均直径3〜21μm、平均長0.3〜30mmであると共に複合体基準で5〜80重量%含有され、該カーボンブラックが、一次凝集時のストラクチャー長60nm以下であって該複合体基準で0.01〜5重量%含有されている繊維強化熱可塑性複合体A。
IPC (6件):
C08K 3/04 KAB ,  C08K 3/30 ,  C08K 7/02 KCJ ,  C08K 7/14 KCK ,  C08L 23/00 KDZ ,  C08L 23/00 KFT
FI (6件):
C08K 3/04 KAB ,  C08K 3/30 ,  C08K 7/02 KCJ ,  C08K 7/14 KCK ,  C08L 23/00 KDZ ,  C08L 23/00 KFT

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