特許
J-GLOBAL ID:200903008325759360

ミシンの布押え圧力表示機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102041
公開番号(公開出願番号):特開平7-275542
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 押えバネを異なるバネ常数のもとに交換しても押え圧力に変動を来すことなく、しかも別体としての測定具を必要とすることなく、極めて簡便に布押え圧力の設定および表示をなし得るミシンの布押え圧力表示機構を提供することである。【構成】 押え圧力調節ネジ30を回動させてその調節ネジ30における目盛り40上の希望値を選択して、押え調節バネ60の圧縮弾力を所要の値に設定する。次に、押え調節ネジ12を回動させて押えバネ18の弾力を調節し、その押えバネ18の圧縮弾力が前記押え調節ネジ60の圧縮弾力を平衡すると、押え圧力表示棒42が上方に移動して、その表示棒42の目盛り46が設定された布押え圧力を指示する。
請求項(抜粋):
ミシンヘッド(10)に貫設したネジ孔(14)に螺挿される押え調節ネジ(12)と、この押え調節ネジ(12)に軸線を整列させて該ミシンヘッド(10)の下方に延出し、下端部に布押え足(22)を備える押え棒(20)と、前記押え調節ネジ(12)および前記押え棒(20)の間に介在するバネ案内(16)と、このバネ案内(16)に外挿され、前記押え棒(20)を下方へ弾力的に付勢する押えバネ(18)とからなり、前記布押え足(22)により加工布(23)に所要の布押え圧力を付与するミシンにおいて、前記押え調節ネジ(12)に穿設した貫通孔(50)に回動自在に螺挿され、軸方向に所要径の貫通孔(34)を穿設してなる押え圧力調節ネジ(30)と、前記押え調節ネジ(12)の貫通孔(50)および押え圧力調節ネジ(30)の貫通孔(34)に軸線を整列させて内挿され、その下端部を前記バネ案内(16)の頭部に当接させると共に、上端部を前記押え圧力調節ネジ(30)の頂部より上方に延出させる押え圧力表示棒(42)と、前記押え調節ネジ(12)の貫通孔(50)内にあって前記押え圧力表示棒(42)に外挿され、該押え圧力表示棒(42)を下方へ弾力的に付勢する押え調節バネ(60)とからなり、前記押え圧力調節ネジ(30)を回動させて前記押え調節バネ(60)の弾力を所要の値に設定した後、前記押え調節ネジ(12)を回動させて前記押えバネ(18)の弾力を調節し、該押えバネ(18)の弾力を該押え調節バネ(60)の弾力に平衡させることにより、前記押え圧力表示棒(42)を上動させて布押え圧力の表示をなし得るよう構成したことを特徴とするミシンの布押え圧力表示機構。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-019848
  • 特許第3377296号

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