特許
J-GLOBAL ID:200903008332001376

酸化鉱石からのレアーアースメタルの濃縮分離回収法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326281
公開番号(公開出願番号):特開平9-143588
出願日: 1995年11月22日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ニッケルと微量のスカンジュウム以外に鉄やアルミニュウムを多量に含有する酸化鉱石から経済的に効率良くスカンジュウムを濃縮分離回収する方法を提供するものである。【解決手段】 ニッケル含有酸化鉱石からスカンジュウムを効率良く濃縮分離回収する為に、酸化性雰囲気の高温、高圧下で酸浸出を行うと鉄とアルミニュウムの浸出が制御される一方、ニッケルとスカンジュウムのほぼ全量が選択的に効率良く浸出される。さらに、ニッケルは硫化剤の作用により容易に硫化物として沈殿回収し、スカンジュウムは硫化物として沈殿せず全量液に残る。さらに、この浸出液は液のPH調整と沈殿剤の作用により、高濃度のスカンジュウム水酸化物、炭酸化物として濃縮分離回収される。
請求項(抜粋):
ニッケル含有酸化鉱石からスカンジュウムを回収するにあたり、ニッケル含有酸化鉱石を酸化性雰囲気の高温、高圧のもとで、酸性溶液中にニッケルとスカンジュウムを選択的に浸出し、ニッケル、スカンジュウム含有溶液を得た後、液のPH調整後、ニッケルを硫化物として選択的に沈殿回収し、その後、液から、液のPH調整によりスカンジュウムの濃縮沈殿物を形成することを特徴とする濃縮分離回収法。
IPC (3件):
C22B 59/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44
FI (3件):
C22B 59/00 ,  C22B 3/00 A ,  C22B 3/00 Q
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭47-002555
  • 特開昭47-034014
  • 特開昭60-075536
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