特許
J-GLOBAL ID:200903008340503275

パターン認識用辞書作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225698
公開番号(公開出願番号):特開平6-076061
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 同一のカテゴリ内だけでなく異なるカテゴリ間の関係を考慮しながら参照パターンを減少させる手法と、各カテゴリ毎の参照パターン数の設定を自動で行なう手法を用いて、認識精度が高く容量の少ない認識辞書を効率よく作成する。【構成】 初期辞書作成部1により、予め学習パターンからカテゴリ内に参照パターンを作成し、参照パターンがカテゴリ内に複数ある場合、カテゴリ内の参照パターンと、異なるカテゴリの参照パターンとの類似性を比較しながら階層型クラスタリングを行なう。さらに、参照パターンの減少による認識能力の低下を少なくするため、異なるカテゴリが近傍にある参照パターンは併合せず、誤認識に影響の無い参照パターンから逐次併合する。また、全てのカテゴリから最も類似した参照パターンを選択するので、クラスタリングの停止条件として全てのカテゴリの参照パターン数の和を設定するのみで、各カテゴリ毎の参照パターンの個数が自動的に与えられる。
請求項(抜粋):
複数のカテゴリの参照パターンの集合であって、同じカテゴリに異なる形状が存在する入力パターンを認識する処理に用いる、認識用辞書の作成方法において、予めカテゴリ毎に参照パターンを有する初期の認識辞書を作成する過程と、距離関数や類似度を含む値で定義される評価基準により、最も類似性の高い参照パターンの組を任意の同一カテゴリから選択する過程と、該評価基準を用い、選択された参照パターンとの類似性が最も高い参照パターンを異なるカテゴリから選択する過程と、前記同一カテゴリから選択された参照パターンと、異なるカテゴリから選択された参照パターンとの類似性を比較し、該同一カテゴリから選択された参照パターンを併合するか否かを決定する参照パターン併合判定過程と、該判定過程で、併合すると判断された場合、当該参照パターンに対して特徴毎の併合を実行する過程と、同一カテゴリで併合条件を満たす参照パターンがなくなるか、同一カテゴリで選択された参照パターンの類似性を示す値が予め設定した値に達するか、全カテゴリの参照パターン数の合計が予め設定した個数まで減少したかの何れかを停止判断基準とし、前記参照パターンの選択および併合を制御する過程とを有することを特徴とするパターン認識用辞書作成方法。
IPC (2件):
G06F 15/70 455 ,  G06K 9/68

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