特許
J-GLOBAL ID:200903008347473800

ビスフェノールAの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283476
公開番号(公開出願番号):特開平6-025043
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 着色の少ない色相の優れた、高純度のビスフェノ-ルAを得ることにある。【構成】 アセトンと過剰量のフェノ-ルを、酸性陽イオン交換樹脂を存在させた反応器へ装入して反応させてビスフェノ-ルAを含む反応混合物を得る反応工程、反応混合物からビスフェノ-ルAとフェノ-ルの付加物の結晶と母液を分離する分離工程を含む精製工程並びに該母液の少なくとも一部を反応工程に戻す循環工程を有するビスフェノ-ルAの製造方法において、反応器を出る反応混合物中又は該母液中の酸濃度を3.5ミリ当量/kg以下とすること又は3.5ミリ当量/kg以下となるように制御するビスフェノ-ルAの製造方法である。【効果】 ポリカ-ボネ-ト用等着色に厳しい用途に最適な色相と純度の優れたビスフェノ-ルAを得ることができる。また、工程管理、品質管理も容易である。
請求項(抜粋):
アセトンと過剰量のフェノ-ルを、酸性陽イオン交換樹脂を存在させた反応器へ装入して反応させてビスフェノ-ルAを含む反応混合物を得る反応工程、反応混合物からビスフェノ-ルAとフェノ-ルの付加物の結晶と母液を分離する分離工程を含む精製工程並びに該母液の少なくとも一部を反応工程に戻す循環工程を有するビスフェノ-ルAの製造方法において、反応器を出る反応混合物中又は該母液中の酸濃度を3.5ミリ当量/kg以下とすること又は3.5ミリ当量/kg以下となるように制御することを特徴とするビスフェノ-ルAの製造方法。
IPC (5件):
C07C 39/16 ,  B01J 31/10 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/84 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-025437
  • 特開平1-156937

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