特許
J-GLOBAL ID:200903008348392502

体内プローブを用いて流体の速度、特に大動脈の流量を正確に測定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213452
公開番号(公開出願番号):特開平6-129888
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 管路中、特に大動脈中を流れる懸濁粒子を含む流体、特にパルス状の流体(ある瞬間には速度ゼロまたは逆流することもある)の速度または流量を正確に測定する方法。【構成】 ドップラー効果により移動するターゲットの速度を測定するための支持ブロック3に取付けられた少なくとも1つのワイドビーム4a用超音波トランスデューサ4と、ワイドビーム4aに対して位置が決まっているビームを出す支持ブロック3に取付けられた少なくとも1つのナロービーム5a用超音波トランスデューサ5と、正確な流量測定が行える適当な方向へワイドビーム4a用超音波トランスデューサ4を方向付けるためにナロービーム5a用超音波トランスデューサからの信号の特性を測定し、処理する制御・処理ユニット8とを有している。
請求項(抜粋):
制御・処理ユニット(8) に連結された少なくとも1つの超音波トランスデューサ(4, 5)が取付けられている少なくとも1つの支持ブロック(3)を有する、所定の管路(10)内を流れる懸濁粒子を含む流体の速度または流量を正確に測定するためのプローブにおいて、(a) 回転によって管路の方向で向きを変えることが可能な支持ブロック(3) に固定された、ドップラー効果によって管路(10)内を流れる流体の速度を測定する少なくとも1つのワイドビーム用超音波トランスデューサ(4) と、(b) プローブ内でワイドビーム用超音波トランスデューサ(4) に対して予め決められた相対位置にビームを出す、同様に回転によって管路の方向で向きを変えることが可能な、少なくとも1つのナロービーム用超音波トランスデューサ(5) と、(c) ナロービーム用超音波トランスデューサ(5) からの信号の特徴を測定・処理して、管路(10)内を流れる流体のほぼ全ての流体領域、あるいは管路の断面における速度の測定値が角度領域内でのプローブの低角度位置の違いによる影響を受けない振幅の低い角度領域での速度をほぼ正確に測定する測定・処理手段を有する制御・処理ユニット(8) とを有することを特徴とするプローブ。
IPC (3件):
G01F 1/66 ,  A61B 8/06 ,  A61B 8/12
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特表昭62-501682
  • 特開昭63-260538
  • 特開昭63-315040
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審査官引用 (2件)
  • 特開平2-289237
  • 特開昭63-260538

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