特許
J-GLOBAL ID:200903008354358049
血液成分の非侵襲性光学測定
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-554268
公開番号(公開出願番号):特表2002-518075
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】収縮期圧を超える圧力が、患者の血液灌流肉媒体にかけられる。前記圧力によって、肉媒体に不可逆的変化を生じさせないような停止期間のあいだ、一時的な血流停止状態が引き起こされる。収縮期圧を超える圧力を解除することによって、正常な血流状態で終了する過渡的な血流状態が引き起こされる。少なくとも2つの測定期間が、時間をおいて実行され、これらの期間の少なくとも1つが一時的な血流停止状態および過渡的な血流状態を含む期間内で選択される。少なくとも1つの血液成分の濃度の光学的非侵襲性測定方法は、これら少なくとも2つの期間で連続的に実行され、濃度のそれぞれの値が得られる。
請求項(抜粋):
患者の血中の少なくとも1つの物質の濃度を決定するための非侵襲性光学測定方法であって、(a)患者の人体の第1の位置にある正常な血流状態の患者の血液灌流肉媒体に、収縮期圧を超える圧力をかけて、肉媒体に不可逆変化を生じさせないような停止期間のあいだ、一時的な血流停止状態を引き起こすステップと、(b)収縮期圧を超える圧力を解除して、正常な血流状態で終了する過渡的な血流状態を引き起こすステップと、(c)正常な血流方向に対して前記第1の位置の下流に位置する患者の人体の第2の位置にある血液灌流肉媒体に、光学測定を実行するための少なくとも2つの時間的に間隔をおいた期間を選択するステップであって、前記選択した期間は、前記少なくとも2つの期間での媒体の光応答が互いに実質的に異なるように、かつ、前記少なくとも2つの期間の少なくとも1つが、一時的な血流停止状態および過渡的な血流状態を含む期間内で選択されるようにした期間の選択ステップと、(d)入射光の波長が異なる少なくとも2つの測定をそれぞれが含む前記少なくとも2つの期間で、測定を連続して実行するステップと、(e)前記少なくとも1つの物質の濃度の対応値を、前記少なくとも2つの期間のそれぞれに対して決定し、決定した値を分析し、前記濃度の補正値を求めるステップとを含むことを特徴とする非侵襲性光学測定方法。
Fターム (4件):
4C038KK00
, 4C038KK10
, 4C038KL07
, 4C038KM00
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