特許
J-GLOBAL ID:200903008354638378

ウインドレギュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094100
公開番号(公開出願番号):特開平5-287954
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 逆転防止力を大きくすること。【構成】 ハンドルによりドリブンギアを回転し、ウインドガラスを昇降させるウインドレギュレータであり、断面略C形で両端部がコの字形に形成され弾性変形可能なストッパ4がケーシング3の円筒状の収容部31内に回転可能に配置され、ハンドルシャフト5は、ストッパ4の径方向の内方に配置される操作部53を有し、ピニオンシャフト6は、ストッパ4の径方向の内方に回転可能に配置され、操作部53と対面する被操作部62を有する。ストッパ4のコの字形部分は、被操作部62を取り囲みウインドガラスの重力により被操作部62が回転するとき当接し、径方向に押圧可能なくさび面42と、くさび面からの力により先端43aが前記ケーシング3に食い込むストッパ片43を有する。
請求項(抜粋):
ハンドルによりドリブンギアを回転し、ドリブンギアに連結されるウインドガラスを昇降させるウインドレギュレータにおいて、内周が円筒面に形成された収容部を有するケーシングと、前記ケーシングの収容部内に回転可能に配置されると共に、軸の一端に前記ハンドルが結合され、他端に径方向に延びる第一操作面と第二操作面を有する操作部が形成されるハンドルシャフトと、前記ケーシングの収容部内に回転可能に配置されると共に、前記ハンドルシャフトの第一操作面と対面して配置形成される側面と、前記ケーシングの円筒面と間隔をおいて円周方向に形成される押圧面とを有する被操作部と、前記ドリブンギアに噛み合うピニオンとを有するピニオンシャフトと、弾性材料によって断面略C形に形成されて前記ケーシングの円筒面と操作部及び被操作部の間で円周方向に配置されており、その両端部には前記操作部の第二操作面に対面して径方向内方に延びる被操作面を有すると共に、更に少なくとも前記ウインドガラスに働く重力によって前記ピニオンシャフトの被操作部が回転される側の端部は、前記被操作面に連設されて円周方向に延び、前記重力により被操作部が回転する時、前記被操作部の押圧面が当接し径方向外方に押圧されるくさび面と、このくさび面より前記ケーシングの円筒面に向かって延び該くさび面から伝わる力により先端が前記ケーシングの円筒面にくい込むストッパ片とによりコの字形に形成されるストッパ部材とを備え、前記ストッパとハンドルシャフトとピニオンシャフトは、前記ピニオンシャフトの被操作部が前記重力による回転方向に回転して前記ピニオンシャフトの押圧面が前記ストッパ部材のくさび面に当接して径方向に押圧した状態において、この回転方向と同方向に前記被操作部を回転させる場合は、前記第二操作面が前記被操作面と当接して前記押圧面の前記ストッパ部材のくさび面への押圧状態を解除し、その後前記第一操作面が前記ピニオンシャフトの側面と当接して前記操作部、被操作部およびストッパが回転するように形成されており、かつ前記重力による前記被操作部の回転方向と逆方向に前記被操作部を回転させる場合は、前記第一操作面が前記ピニオンシャフトの側面と当接して前記押圧面の前記ストッパ部材のくさび面への前記押圧状態を解除し、その後前記第二操作面が前記被操作面と当接して前記操作部、被操作部およびストッパが回転するように形成されているウインドレギュレータ。
IPC (3件):
E05F 11/50 ,  B60J 1/17 ,  F16D 63/00

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