特許
J-GLOBAL ID:200903008366883688

プロセス動特性モデルを組み込んだフィードバック制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-090470
公開番号(公開出願番号):特開2000-284806
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 制御対象のプロセスに大きな時間遅れや時間遅れが存在したり、大きな外乱が存在しても、そのプロセスの安定制御を実現可能にする。【解決手段】 プロセス状態量の経時的変化特性を示すプロセス動特性単位モデル6と、このプロセス動特性単位モデル6のモデル出力値とプロセス4からの実際のフィードバック状態量測定値との偏差を求める第1の演算手段8とを設け、この第1の演算手段8からの偏差値に、プロセスモデルゲイン5の出力値に所定の時間遅れを挿入した値を第2の演算手段9により加えさせ、この第2の演算手段9の出力値と目標値2との偏差を比較手段1に求めさせて、その偏差出力を調節器3へ入力する。
請求項(抜粋):
制御対象であるプロセスの状態量を目標値に制御するため、この目標値とプロセスからのフィードバック状態量測定値との偏差を求め、この偏差に応じた操作出力を調節器から得て上記プロセスに供給するフィードバック制御システムにおいて、上記操作出力のゲイン調整をするプロセスモデルゲインと、上記調節器から単位ステップの操作量変化が上記プロセスに与えられたときにプロセス状態量の経時的変化特性を示すプロセス動特性単位モデルと、このプロセス動特性単位モデルのモデル出力値とプロセスからの実際のフィードバック状態量測定値との偏差を求める第1の演算手段と、この第1の演算手段からの偏差値に、上記プロセスモデルゲインの出力値に所定の時間遅れを挿入した値を加える第2の演算手段と、この第2の演算手段の出力値を上記目標値との偏差を求める時のフィードバック状態量測定値の代替とすることを特徴とするプロセス動特性モデルを組み込んだフィードバック制御システム。
Fターム (8件):
5H004GA04 ,  5H004GA07 ,  5H004GB01 ,  5H004KB22 ,  5H004KC24 ,  5H004KC27 ,  5H004LA01 ,  5H004LA03

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