特許
J-GLOBAL ID:200903008367946691
多重計測型分析装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165294
公開番号(公開出願番号):特開平9-015145
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 試料溶液の前処理が不要で、作業員の放射線被曝及び分析廃液の低減が可能で、短時間に信頼性の高い分析結果が得られる装置を実現する。【構成】 複数の物質が共存する試料溶液が封入される試料セル5と、同試料セル5内にレーザ光を照射するレーザ光源1と、上記試料セル5内からの蛍光を受光する蛍光光度計4と透過光を受光する分光光度計3と、上記試料セル5に設けられた圧電素子12からの電気信号を受信する光音響分光装置2と、上記蛍光光度計4と分光光度計3と光音響分光装置2より電気信号を入力して上記試料溶液中の物質を同定して定量するコンピュータ10を備えたことによって、試料溶液についての前処理が不要となり、一度の測定で試料溶液中の物質を精度よく同定・定量することが可能となったため、分析作業員の放射線被曝の低減及び分析廃液の低減が可能になるとともに、信頼性の高い分析値の取得が可能となる。
請求項(抜粋):
入射レーザ光と透過レーザ光と蛍光をそれぞれ通過させる窓と圧電素子が側壁に設けられ複数の物質が共存する試料溶液が内部に封入される試料セル、同試料セル内にレーザ光を入射するレーザ光源、同レーザ光源からのレーザ光により試料溶液中の特定成分が励起されて発生した蛍光を受光し電気信号に変換する蛍光光度計、上記レーザ光源からのレーザ光の一部分が試料溶液中の特定成分により吸収されたレーザ光を受光し電気信号に変換する分光光度計、上記レーザ光源からのレーザ光により試料溶液中の特定成分が発生させた音響信号を受信し電気信号に変換する光音響分光装置、および上蛍光光度計と分光光度計と光音響分光装置よりそれぞれが出力する電気信号を入力して試料溶液中に共存する物質の定性・定量分析を行うコンピュータを備えたことを特徴とする多重計測型分析装置。
IPC (4件):
G01N 21/31
, G01N 21/00
, G01N 21/64
, G01N 29/00 501
FI (4件):
G01N 21/31 Z
, G01N 21/00 A
, G01N 21/64 Z
, G01N 29/00 501
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開昭57-108739
-
特開平4-361154
-
特開昭63-094136
前のページに戻る