特許
J-GLOBAL ID:200903008368955783

艶消し効果を有する二軸延伸ポリプロピレンフイルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087761
公開番号(公開出願番号):特開平6-064120
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【構成】 特定の艶消し外層M、特定の芯層Kおよび任意に艶消し層の反対側に、かつ上記の艶消し層を製造し得る重合体混合物に接している外層Sよりなる、艶消し効果を有する二層または多層の、二軸延伸ポリプロピレンフィルム。【効果】 艶消しの外見が共押出しした重合体混合物の一方の面における少なくとも一つの層から獲得したものである、艶消し効果を有する多層ポリプロピレンフィルムを与える。
請求項(抜粋):
艶消し層 M が 0.5 ないし 5.0 μm の厚さを有し、少なくとも30 ないし 70 %の1種または 2 種以上のプロピレン/エチレンブロック共重合体、2 ないし 18 %の極性基により改質されたエチレン基剤の共重合体または三元重合体、68 ないし 2 %の、プロピレンを主成分として有する統計的共重合体および/またはプロピレン/エチレン/ブチレンよりなる三元重合体、0 ないし 5 %のポリアミド、0 ないし 5 %の天然または合成シリカよりなるものであり、上記の各成分を供給されたままの形状で、および/またはそのバッチの形状で使用し、芯層 K が、典型的なスリップ剤、帯電防止剤および/またはアンチブロック剤とともに供給されていてもよいプロピレンの熱可塑性の重合体および/または共重合体よりなるものであり、艶消し層の反対側で芯体 K に接している層 S が、典型的なスリップ剤、帯電防止剤および/もしくはアンチブロック剤とともに供給されていてもよい熱可塑性ポリプロピレン、ならびに/または、典型的なスリップ剤、帯電防止剤および/もしくはアンチブロック剤とともに供給されていてもよいプロピレンと1種または 2 種以上の 2 ないし 6 個の炭素原子を含有する α-オレフィンとの熱可塑性の統計的な共重合体、または、エチレン基剤の共重合体の混合物の熱ラミネーション可能な層、もしくは上記の層 S の組合わせ層のいずれかよりなるものであることを特徴とする、艶消し外層 M、芯層 K および任意に艶消し層の反対側に、かつ上記の艶消し層を製造し得る重合体混合物に接している外層 S よりなる、艶消し効果を有する二層または多層の、二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
IPC (7件):
B32B 27/32 103 ,  B29C 55/12 ,  B32B 27/20 ,  B32B 27/28 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00

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