特許
J-GLOBAL ID:200903008375490680

ダイカストマシンのサイクルタイム制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北澤 一浩 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205168
公開番号(公開出願番号):特開平9-029415
出願日: 1995年07月19日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 ダイカストの捨て打ち回数を減少させ、金型の温度管理を容易にするダイカストマシンのサイクルタイム制御装置の提供。【解決手段】 ショット毎に金型の温度を測定する温度測定手段5が、冷却水通水タイマ11、エアブロータイマ21、離型剤塗布タイマ31、外部冷却タイマ41、ラドル移動タイマ51に接続されたCPU4に接続される。ROM7にはそれぞれのタイマ値を設定時間データとして規定している3種類のテーブルA乃至Cが記憶され、それぞれのテーブルは金型の3種の温度領域に対応する。温度測定手段5が金型温度が第3温度領域内であることを測定すると、CPU4はテーブルCをRAM6に呼出し、それぞれのタイマのタイマ値をこのテーブルに規定された設定時間に変更する。
請求項(抜粋):
金型内を冷却するため冷却水を通水する冷却水通水手段と、金型の清掃をするためのエアブロー手段と、金型に離型材を塗布するための離型材塗布手段と、金型の外部から金型を冷却するための外部冷却手段と、ラドルを前進位置と後退待機位置間で移動させるラドル移動手段とを有するダイカストマシンのサイクルタイム制御装置であって、運転モードが定常状態か初期状態かを判別するための運転モード判別手段と、ショット毎に金型の温度を測定するための温度測定手段と、該冷却水通水手段の通水時間、該エアブロー手段のエアブロー時間、該離型材塗布手段の塗布時間、該外部冷却手段の冷却時間、該ラドル移動手段によるラドル待機位置での待機時間の少なくとも1つについて、金型の温度に対応して設定時間として予め複数記憶する記憶手段と、該運転モード判別手段が初期状態を判別した場合には該冷却水通水手段の通水時間、該エアブロー手段のエアブロー時間、該離型材塗布手段の塗布時間、該外部冷却手段の冷却時間、該ラドル移動手段の待機位置での待機時間の少なくとも1つについて、予め複数設定された設定時間のうちから該温度測定手段が測定した金型の温度に対応した設定時間を選択し、該選択された設定時間に基づいて該冷却水通水手段の通水時間、該エアブロー手段のエアブロー時間、該離型材塗布手段の塗布時間、該外部冷却手段の冷却時間、該ラドル移動手段の待機位置での待機時間の少なくとも1つを制御する制御手段を有することを特徴とするダイカストマシンのサイクルタイム制御装置。
IPC (3件):
B22D 17/22 ,  B22D 17/32 ,  B29C 45/78
FI (3件):
B22D 17/22 D ,  B22D 17/32 Z ,  B29C 45/78

前のページに戻る