特許
J-GLOBAL ID:200903008377450791

回転ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083667
公開番号(公開出願番号):特開平7-269624
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】作動軸が制動方向に回転せしめられる際に、許容限度を超える大きな負荷が加わっても、ベーン部材の変形、内部部品の破損を防ぐ。【構成】ケーシング22の内面、作動軸6の周面、ケーシング22の内面と作動軸6の周面との間に軸方向に沿って設けられた1以上の隔壁部4,5、及び作動軸挿通孔23の軸方向各端部付近に配設された軸受部材7,8により形成される1以上の液体室91,92に突出するように弾性ベーン部材10,11を配設する。この弾性ベーン部材10,11は、各液体室91,92の軸方向の長さとほぼ同じ長さを有し、作動軸6と共に制動方向に回転せしめられる際、設定した負荷より大きな負荷が加わった場合に少なくとも先端縁付近が該制動方向と反対方向に反り返る程度の弾性力を有する。また、該弾性ベーン部材10,11に設けられた弁孔10b,11bを、該弾性ベーン部材10,11の制動方向への回転時には閉塞し、制動方向と反対方向への回転時には開放させる弁体12,13を配設する。
請求項(抜粋):
ケーシングに対し粘性液体を介して相対的に回転可能に該ケーシングの作動軸挿通孔内に配設された作動軸を有する回転ダンパにおいて、ケーシングの内面、作動軸の周面、ケーシングの内面と作動軸の周面との間に軸方向に沿って設けられた1以上の隔壁部、及び作動軸挿通孔の軸方向各端部付近に配設された軸受部材により形成される1以上の液体室と、各液体室の軸方向の長さとほぼ同じ長さを有し、基端部が作動軸に固定されて各液体室に突出するように配設され、作動軸と共に制動方向に回転せしめられる際、設定した負荷より大きな負荷が加わった場合に少なくとも先端縁付近が該制動方向と反対方向に反り返る程度の弾性力を有する弾性ベーン部材と、を有することを特徴とする回転ダンパ。
IPC (3件):
F16F 9/14 ,  G10C 3/02 ,  G11B 33/02 502

前のページに戻る