特許
J-GLOBAL ID:200903008377685217

像を再生する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329753
公開番号(公開出願番号):特開平5-252516
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 ラドンデータの一層計算効率のよい処理を確実にすることのできる像を再生する方法及び装置を提供する。【構成】 本発明に係る像を再生する方法及び装置20は、コーンビームソース26によって照射される物体24の全体的な形状に見合って、計算機式断層写真法により像を再生するために、3次元走査軌跡に沿って収集された必要なコーンビーム投影データのみを残す。本来、完全なラドンデータの集合を収集するような走査軌跡である場合、こうして再生された像はやはり正確である。本発明は、物体自身が実際に占めるラドン空間内の支援領域のみに、像再生処理を制限するものである。このため、物体の全体的な形状に見合う計算上の近似を適用する。
請求項(抜粋):
逆ラドン変換を用いて3次元物体の像を再生する方法であって、互いに隔たっている照射用ビームソース及び適切な配列放射検出器を互いに一定の関係に設け、前記照射用ビームソースと前記配列放射検出器との間に物体を設け、該物体を前記照射用ビームソースの視野内で照射し、複数の選ばれたソース位置に対して前記配列検出器の所で複数のビーム減衰データを収集すべく、前記照射された物体を予め選ばれた走査軌跡に沿って走査し、前記複数のソース位置の各々に対して前記物体を通る線積分の形式に前記ビーム減衰データを構成し、前記ビームの投影から平面積分を表すデータ値を決定し、ラドン空間内の基準軸線に関して同軸の所定の複数の平面上の離散的な極座標格子に前記平面積分を構成し、前記物体を実際に透過するソースのビームを表す各々の前記極座標格子を截り取るために、前記物体の対応する全体的に投影されたラドン空間内の支援領域内にある評価平面積分のみを各々の前記平面上に残し、前記それぞれ残された値から並列処理を用いて各々の前記平面に対する前記物体の2次元投影像を再生し、前記基準軸線に対して法線方向にスライス状に截る複数の平面に前記複数の同軸平面からの複数の前記2次元投影像データを構成し、前記物体の3次元再生像を包括的に構成すべく、並列処理を用いて各々の平面状スライス上に2次元像を再生する工程を備えた像を再生する方法。
IPC (2件):
H04N 7/18 ,  A61B 6/03

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