特許
J-GLOBAL ID:200903008380109952

クロツク切り替え方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185275
公開番号(公開出願番号):特開平5-014383
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 同期リング網での伝送障害発生時に人手による切り替えではなく、自動的に反対方向伝送路のクロックにスレーブ装置のクロックを切り替えることができるようにする。【構成】 装置間の互いに反対方向に伝送する二つの伝送路によって接続されたリング網において、通常はマスタ装置の伝送データよりクロックを抽出してそのクロックに同期して動作する。障害発生を検出すると、障害検出のスレーブ装置は自装置のクロックに切り替える。そしてオーバーヘッド信号に障害情報を数値にしてそれぞれ1ずつ加算してマスタ装置まで順次伝送する。マスタ装置から反対方向の伝送データからクロックを抽出するようにその数値が返送されるため、この返送情報に基づいてマスタ装置に近いスレーブ装置から順次反対方向の伝送データからクロックを抽出するように切り替えていく。
請求項(抜粋):
一つのマスタ装置と複数の伝送装置とが反対方向に伝送する二つの伝送路で接続され、上記マスタ装置から上記伝送路のうち一つの伝送路で伝送される伝送データから抽出されるクロックに同期して上記伝送装置が動作する通信システムでのクロック切り替え方式において、上記伝送装置のうち、伝送路障害を検出した装置は、自装置のクロックにそのクロックを切り替える手段と、そのクロック状態信号を数値としてオーバーヘッド信号で次の伝送装置に伝送する手段とを備え、上記障害を検出した伝送装置の下流に属する伝送装置は、上記クロック状態信号の数値に順次加算して上記マスタ装置に上記オーバーヘッド信号を伝送する手段を備え、上記マスタ装置は、上記オーバーヘッド信号のクロック状態信号の数値に基づいて反対方向の伝送路により、反対方向の伝送データから抽出したクロックへの切り替えを要求する切り替え信号を伝送する手段を備え、上記伝送装置は、上記マスタ装置から伝送された上記切り替え信号により反対方向の伝送データから抽出したクロックに切り替え、上記クロック状態信号の数値の加算を停止する手段を含むことを特徴とするクロック切り替え方式。

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