特許
J-GLOBAL ID:200903008380822276

エンジンの水冷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-264707
公開番号(公開出願番号):特開平7-119461
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【構成】エンジンの水冷装置を次のようにした。ベルトケース12の一部をシリンダブロック1の前側面2に沿ってその外側まで導出し、その後側壁14にウォーターポンプ室6を設け、ここから導出した後方膨出部43にサーモスタット室44を内設し、ここにサーモスタット45を収容し、ここをバイパス路47を介してシリンダヘッド19のヘッドジャケット29に連通し、サーモスタット室44にラジエータ15からの冷却水を導入する冷却水導入管16を設けた。【効果】冷却ファン9を大きく後退させて配置できるので、シリンダブロック1の前側面2からの冷却ファン9の突出寸法18が短くなり、エンジンの全長を短くできる。また、サーモスタット45を収容した後方膨出部43をシリンダブロック1の横側方空間12に配置して、本来デッドスペースとなるこの空間の有効利用を図るので、エンジンがコンパクト化される。
請求項(抜粋):
シリンダブロック(1)の前側面(2)にギヤケース(3)を付設し、このギヤケース(3)から前方にクランク軸端部(4)を突設し、このクランク軸端部(4)にクランクプーリ(5)を外嵌固定し、ウォーターポンプ室(6)に挿入されるポンプ軸(7)にポンプ入力プーリ(8)を固定し、このポンプ入力プーリ(8)の前方でポンプ軸(7)に冷却ファン(9)を固定し、クランクプーリ(5)とポンプ入力プーリ(8)とにタイミングベルト(10)を一連に巻掛けてベルト伝動機構(11)を形成して構成した、エンジンの水冷装置において、上記ベルト伝動機構(11)をシリンダブロック(1)の前側面(2)に付設したベルトケース(12)内に収容し、このベルトケース(12)の一部をシリンダブロック(1)の前側面(2)に沿ってその外側まで導出し、この導出部分(13)の後側壁(14)に上記ウォーターポンプ室(6)を設け、このウォーターポンプ室(6)から後方膨出部(43)を導出し、この後方膨出部(43)にサーモスタット室(44)を内設し、このサーモスタット室(44)にサーモスタット(45)を収容し、サーモスタット室(44)をバイパス路(47)を介してシリンダヘッド(19)のヘッドジャケット(29)に連通し、サーモスタット室(44)にラジエータ(15)からの冷却水を導入する冷却水導入管(16)を設けた、ことを特徴とするエンジンの水冷装置。
IPC (2件):
F01P 5/10 ,  F02B 67/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-131819
  • 特開平3-217618
  • 特開平4-370318

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