特許
J-GLOBAL ID:200903008389022159

通信経路切替機能付きパケット通信網

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志村 浩 ,  萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-182977
公開番号(公開出願番号):特開2004-032173
出願日: 2002年06月24日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】IPパケット通信網において、回線を時間帯ごとに使い分ける。【解決手段】ルータR1〜R5間に、常時回線L1〜L6と、所定時間帯だけ借り受ける一時回線L7,L8とを設ける。各ルータ内のIPルーティングテーブルには、常時回線を利用した経路と一時回線を利用した経路との双方を記述し、「Cost」欄には、常時回線を利用した経路にはホップ数を、一時回線を利用した経路には最大値「999」を、それぞれ記入する。IPプロトコルによるルーティング処理では、「Cost」の小さな経路を優先的に選択する。一時回線の利用を開始するには、下位プロトコルであるMPLSを利用し、LFIBに一時回線を利用した一時的経路情報を書き込む処理を行い、一時回線の利用を終了するには、LFIBに書き込んだ一時的経路情報を消去する処理を行う。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
階層構造をもった2つの通信プロトコルに応じた回線選択機能を有する複数のルータと、所定ルータ間を定常的に接続する常時回線と、所定ルータ間を一時的に接続する一時回線と、を有するパケット通信網であって、 前記各ルータは、上位プロトコルに基く回線選択を行うための上位ルーティングテーブルと、この上位ルーティングテーブルに基いて、受信したデータパケットを送信すべき回線を選択する上位回線選択手段と、下位プロトコルに基く回線選択を行うための下位ルーティングテーブルと、この下位ルーティングテーブルに基いて、受信したデータパケットを送信すべき回線を選択する下位回線選択手段と、受信したデータパケットについて、前記下位回線選択手段により回線選択がなされた場合には前記下位回線選択手段により選択された回線への送信を行い、前記下位回線選択手段により回線選択がなされなかった場合には前記上位回線選択手段により選択された回線への送信を行うパケット送信手段と、を有し、 前記上位ルーティングテーブルには、前記常時回線を利用した経路とともに前記一時回線を利用した経路を示す経路情報が書き込まれており、かつ、前記常時回線を利用した経路の方が前記一時回線を利用した経路よりも優先的に選択されるような情報が書き込まれており、 前記下位プロトコルに基いて前記一時回線を利用する経路を示す一時的経路情報を保持し、前記一時回線を利用した通信経路を有効にする際には、前記下位ルーティングテーブルに、前記一時的経路情報を書き込み、前記一時回線を利用した通信経路を無効にする際には、前記下位ルーティングテーブルから、前記一時的経路情報を消去する処理を行う書替手段を更に有することを特徴とする通信経路切替機能付きパケット通信網。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 100A
Fターム (12件):
5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030HC20 ,  5K030HD03 ,  5K030JA07 ,  5K030KA01 ,  5K030KA05 ,  5K030LB05 ,  5K030MB16 ,  5K030MD02 ,  5K030MD07

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