特許
J-GLOBAL ID:200903008391261381
骨材の処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048472
公開番号(公開出願番号):特開平9-221346
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【目的】モルタルおよび/又はコンクリートを製造するにあたり、アニオン性高分子凝集剤を含有する骨材の悪影響を防止して使用する。【構成】 アニオン性高分子凝集剤を含有する含水骨材にセメントを混合する前に、解離定数の低いポリカチオンを添加混合することにより、モルタルあるいはコンクリートに悪影響をおよぼすことなく、減水剤の本来の効果を発揮させ、流動性を良好にする。 本発明に用いられるポリカチオンとしてはジシアンジアミド系ホルマリン縮合物から成る有機高分子が好ましい。 使用法としては練り水に添加する方法が最も簡便である。
請求項(抜粋):
【請求項 1】アニオン性高分子凝集剤を含有した含水骨材をポリカチオンと混合したのちにセメントと混合することを特徴とする骨材の処理方法。【請求項 2】ポリカチオンで処理した骨材を減水剤と混合する時点でセメントが共存していることを特徴とする請求項1に記載の骨材の処理方法。【請求項 3】ポリカチオンが骨材と接触する時点では陽電荷を有し、セメントとの共存状態では陽電荷を失う事を特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の骨材の処理方法。【請求項 4】ポリカチオンの種類がジシアンジアミド・ホルマリン縮合物および/またはジシアンジアミド・ホルマリン・塩化アンモニウム縮合物であることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の骨材の処理方法。【請求項 5】ポリカチオンの添加量が含水骨材に対し1〜1000ppmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の骨材の処理方法。【請求項 6】ポリカチオンの添加量が含水骨材に対し10〜100ppmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の骨材の処理方法。【請求項 7】ポリカチオンを練り水に添加することを特徴とする請求項1ないし請求項6に記載の骨材の処理方法。
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