特許
J-GLOBAL ID:200903008399515641

空気調和機の凍結防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087165
公開番号(公開出願番号):特開平6-300397
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 誤配管,誤配線や各室用膨張弁の閉鎖不良があっても、各室内熱交換器の凍結を防止する。【構成】 圧縮機2,互いに並列な各室用膨張弁7a〜7d等を有する室外ユニット1に、複数の室内ユニット9a〜9dを接続した空気調和機。凍結防止装置20により、各室内ユニット9からの運転信号で運転室数が1か2以上かを判断し、1と判断したとき、圧縮機起動から所定時間経過後に、運転室の室温センサ12と室内熱交温度センサ11の両検出信号の表わす温度差が一定値以下か否かを判断し、肯と判断した室の番号を記憶するとともに、停止室の上記温度差が一定値以上か否かを判断し、肯と判断した室の番号を記憶する一方、上記両判断手段に記憶された室数が夫々1のとき、当該室の各室用膨張弁7を全閉させる。
請求項(抜粋):
圧縮機(2),室外熱交換器(4)を有する室外ユニット(1)に、室内熱交温度センサ(11)が設けられた室内熱交換器(10)とファンと室温センサ(12)を有する複数の室内ユニット(9a〜9d)を、各室用膨張弁(7a〜7d)を介して並列に接続してなる空気調和機の凍結防止装置(20)において、上記各室内ユニット(9a〜9d)からの運転信号によって、運転されている室の数(m)が1か2以上かを判断する運転室数判断手段(S1,S2)と、この運転室数判断手段(S1,S2)が運転されている室の数(m)が1と判断したとき、運転されている室の室温センサ(12)と室内熱交温度センサ(11)の検出信号に基づき、圧縮機起動から所定時間(t1)経過後に両検出信号の表わす温度差(Da-Dc)が一定値(α)以下か否かを判断し、肯と判断した室の番号を運転異常室として判断して記憶する運転異常判断手段(S4,S5)と、上記運転室数判断手段(S1,S2)が運転されている室の数(m)が1と判断したとき、運転信号のない運転されていない室の室温センサ(12)と室内熱交温度センサ(11)の検出信号に基づき、圧縮機起動から所定時間(t1)経過後に両検出信号の表わす温度差(Da-Dc)が一定値(β)以上か否かを判断し、肯と判断した室の番号を停止異常室として判断して記憶するとともに、上記停止異常室の室数を累計する第1停止異常判断手段(S6,S7)と、上記第1停止異常判断手段(S6,S7)が累計した室数が1のとき、1つの運転異常室と1つの停止異常室の各室用膨張弁(7)を全閉させる第1運転停止手段(S9)を備えたことを特徴とする空気調和機の凍結防止装置。
IPC (2件):
F25B 49/02 570 ,  F24F 11/02 102

前のページに戻る