特許
J-GLOBAL ID:200903008400604459

指示座標検知方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 隆行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280605
公開番号(公開出願番号):特開平7-110741
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 タッチパネル56の座標指示面60上における指示座標の検知に要する時間の大幅な短縮を図ることを可能とする。【構成】 タッチパネル56上に備えた第1および第2の走査ライン群63・65の各々に対し、所定の検知信号を送るドライバ72と送られた信号を保持するバッファ74とを並列して備えるとともに、第2走査ライン群65に対しては更に、出力信号を共通して取り出し可能とする指示動作検知部70を備え、その出力信号を割込み信号としてCPU38に印加する。常時は、第1走査ライン62の全てに対して信号を印加し、指示動作検知部70がタッチパネル56のオン状態を検知すると、CPU38に割込みをかけて、オン位置近傍を重点的に走査して指示位置を判定する。
請求項(抜粋):
座標指示面(60)に対する指示動作が行われたか否かを判断可能とする指示時期検知工程と、常時は動作を停止しておき、前記指示時期検知工程で指示動作が行われたことが判断されると、座標指示面(60)上をスキャンして指示座標を判定する走査工程とを備えた指示座標検知方法であって、上記した座標指示面(60)に、互いに略直交する第1および第2の走査ライン(62)(64)を並行して複数本ずつ備え、第1と第2の走査ライン(62)(64)間における各交点に対応させてスイッチ(66)をマトリックス状に設定し、交差する一方の走査ラインを通じて送られた信号が、スイッチ(66)のオン時に他方の走査ラインを通じて取り出し可能とする一方、上記した走査工程に、第1の走査ライン(62)の全てに対して信号を入力し、第2の走査ライン(64)におけるどのラインから信号が出力されているかを検知する第1検知工程と、該第1検知工程において特定された第2の走査ライン(64a)に対して信号を入力する信号入力工程と、第1の走査ライン(62)におけるどのラインから信号が出力されているかを検知する第2検知工程と、信号が入力された第2の走査ライン(64a)とそれに対応して信号が出力された第1の走査ライン(62a)とから指示座標を判定する工程とを備えたことを特徴とする指示座標検知方法。

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