特許
J-GLOBAL ID:200903008407264521

無線中継システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001646
公開番号(公開出願番号):特開平10-200456
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 信号遅延による影響を受けること無く、常に確実に同時送受話に必要な切り替え制御が得られるようにした無線中継システムを提供すること。【解決手段】 局間中継に伴う遅延時間td を補正するため、まず、同期信号SA2’は、前回の同期信号SA1の立上り時点から時間T'(=T-td)後に発生させ、これに続く圧縮音声信号としては、前回に受信した圧縮音声信号A1の末尾で遅延時間td と同じ時間分の長さのデータを、末尾データA1”として記憶し、これを次に受信されてくる今回の圧縮音声信号A2’の前に挿入して補完することにより、遅延時間td が補正された信号を得るようにしたもの。【効果】 二周波時分割多重中継通信方式による長距離の無線中継システムを容易に構築することができる。
請求項(抜粋):
一周波同時送受話方式の無線機を用い、中継局を介して二周波時分割多重中継通信方式により通信を行うようにした無線中継システムにおいて、所定の期間毎に順次周期的に受信される同期信号の中の前回の同期信号の受信時点からの時間処理により、予め設定してある所定の遅延時間だけ順次進めた時点で同期信号を作成し、今回の同期信号として生成する手段と、前記同期信号に続いて受信される圧縮音声信号の中の前回の圧縮音声信号の立上り時点から、この圧縮音声信号の本来の継続時間から前記遅延時間に相当する時間を差し引いた時間が経過した後からの部分を補正用圧縮音声信号として順次抜き取って記憶する手段とを設け、前記今回の同期信号の送信時点に続く今回受信圧縮音声信号の受信までの期間に、前記補正用圧縮音声信号を挿入して中継送信するように構成したことを特徴とする無線中継システム。
IPC (2件):
H04B 7/15 ,  H04L 5/16
FI (2件):
H04B 7/15 Z ,  H04L 5/16

前のページに戻る