特許

J-GLOBAL ID：200903008415344127

アンチスキッド制御装置

発明者： 堤 和道 ,  西村 孝浩
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 曾我 道照 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-055583
公開番号（公開出願番号）：特開平6-270784
出願日： 1993年03月16日
公開日（公表日）： 1994年09月27日
要約：

【要約】【目的】 加速度センサのオフセットの影響を除去し、これによって良好なアンチスキッド制御を行うことができるアンチスキッド制御装置を得る。【構成】 車両の加速度を検出する加速度センサ2と、車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速センサ3、(6)、8、10と、所定時間の間、車輪の加速度または減速度、各々の車輪速度間の速度差、車輪速度の変化量、加速度センサ2の出力の変化量、車輪速度が所定値以下の場合、加速度センサ2の出力の平均値をオフセット値として記憶し、加速度センサ2の出力からオフセット値を減じた値を積分して車両の車体速度を求め、車両の制動力を制御するコントローラ1Aとで構成する。

請求項（抜粋）：

車両の加速度を検出する加速度センサと、上記車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速検出手段と、上記加速度センサおよび上記車輪速検出手段の出力に基づいて上記各車輪に対する制動力を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、所定時間の間、上記各車輪の加速度または減速度、上記各車輪の車輪速度の差、上記各車輪の車輪速度の変化量、上記加速度センサの出力の変化量のいずれも所定値以下で、かつ上記各車輪の車輪速度が所定値以上の場合、上記加速度センサの出力の平均値をオフセット値として記憶し、上記加速度センサの出力から上記オフセット値を減じた値に基づいて上記車両の車体速度を求めるようにしたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。