特許
J-GLOBAL ID:200903008417204390

スライド式等速自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132551
公開番号(公開出願番号):特開平5-321942
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 スライド式等速自在継手のスライド抵抗を大幅に減少させる。【構成】 トリポード部材4の脚軸8と同軸上に設けられた案内ローラ10を内側リング11と外側リング12とで形成し、外側リング12には外輪1のトラック溝3のローラ案内面17によって外輪1の軸線と平行に案内される外周面18を形成する。内側リング11と脚軸8の両側部間に脚軸8の球形外面9aで接触案内される一対の軌道輪19を組込み、その軌道輪19と内側リング11の対向面に環状の軌道溝20を形成する。軌道溝20に組込んだ複数のボール21の転がり運動によって軌道輪19の回転運動を吸収し、外側リング12の傾斜を防止して外側リング12を純粋に転がり運動させる。
請求項(抜粋):
外輪の内側に軸方向の3本のトラック溝を形成し、外輪の内側に挿入したトリポード部材には3本の脚軸を設け、各脚軸と同軸上に設けられた案内ローラを内側リングと、この内側リングに回転自在に支持された外側リングとで形成し、外側リングはトラック溝の両側のローラ案内面によって外輪の軸線と平行に案内される外周面を有し、前記脚軸と内側リングの両側部間には、脚軸に設けた球形外面に接触案内される一対の軌道輪を組込み、各軌道輪と内側リングの対向面に環状の軌道溝を形成し、この軌道溝内に複数の転動体を組込んだことを特徴とするスライド式等速自在継手。

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