特許
J-GLOBAL ID:200903008420320503

極低窒素鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-311960
公開番号(公開出願番号):特開平7-166230
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 鋼中炭素[C]に由来するCOガス気泡によって脱窒反応を促進させ、真空脱ガス処理で極低窒素鋼を安定的に得る。【構成】 [C]が0.10重量%以上となるように転炉吹止めした溶鋼32に、0.05Nm3 /分・トン以上の流量で酸素41を供給しながら減圧処理する。容器内部13は、真空度1330Pa以下の減圧雰囲気に保持することが好ましい。酸素上吹きを処理後期に中断し、減圧処理だけを続行させても良い。【効果】 脱炭反応で生成したCOガス気泡が溶鋼32の撹拌等に利用され、極低窒素・極低炭素溶鋼又は極低窒素・低炭素鋼が迅速に得られる。
請求項(抜粋):
転炉で溶製した溶鋼を真空脱ガス装置で減圧処理する際、転炉出鋼時の溶鋼中炭素濃度を0.10重量%以上に設定し、減圧雰囲気に保持された溶鋼に0.05Nm3 /分・トン以上の流量で酸素又は酸素富化ガスを供給し、鋼中窒素20ppm以下及び鋼中炭素0.08重量%以下の極低窒素鋼を製造する方法。
IPC (2件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/00

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