特許
J-GLOBAL ID:200903008425019771

サーボ系のノッチフィルタ自動調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114606
公開番号(公開出願番号):特開平6-078575
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】サーボ系の振動を除去するデジタルノッチフィルタの係数の設定を短時間に且つ自動的に行う。【構成】モデル化された離散伝達関数で構成されるデジタルノッチフィルタ7をサーボ系から切離し、測定用指令信号VCM2 を関数発生器4からサーボ系に入力して試験動作を行う。中心周波数設定器9により、サーボ系を試験動作させたときにサーボ系から出力される動作信号を周波数分析する。分析結果からノッチフィルタ組み込み対象となる信号中の速度ループ応答周波数帯域外の不要周波数成分を検出してこの不要周波数成分を中心周波数として決定する。次に決定した中心周波数と尖鋭度との関係に基づいて、係数設定器10によりデジタルノッチフィルタ7の離散伝達関数の各係数を求めて離散伝達関数に代入する。
請求項(抜粋):
サーボ系に配置されて不要周波数成分を除去するノッチフィルタの自動調整方法であって、前記ノッチフィルタとしてモデル化された離散伝達関数で構成されるデジタルノッチフィルタと測定用指令信号を発生する関数発生器とを用い、前記デジタルノッチフィルタを前記サーボ系から切離す切離しステップと、前記デジタルノッチフィルタを前記サーボ系から切離した状態で前記関数発生器から前記サーボ系に前記測定用指令信号を供給して前記サーボ系を試験動作させ、このときにサーボ系の動作信号を周波数分析する周波数分析ステップと、前記周波数分析ステップの分析結果からノッチフィルタ組み込み対象となる信号中の速度ループ応答周波数帯域外の不要周波数成分を検出して該不要周波数成分を前記デジタルノッチフィルタの中心周波数として決定する中心周波数決定ステップと、決定した前記中心周波数と尖鋭度との関係に基づいて前記デジタルノッチフィルタの離散伝達関数の各係数を求める係数決定ステップと、前記係数決定ステップで求めた前記係数を前記離散伝達関数に代入する係数代入ステップとを自動で行うことを特徴とするサーボ系のノッチフィルタ自動調整方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-091689
  • 特開昭62-269203
  • 特開昭62-047705
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