特許
J-GLOBAL ID:200903008429149254

車両のヘッドアップディスプレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058759
公開番号(公開出願番号):特開平6-270716
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、画像情報の遠方提示が可能で、車両フロントガラスの湾曲に基づく二重像の高さ方向のずれ及びその像の歪みを極力除去することのできる車両のヘッドアップデイスプレイ装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明に係わる車両のヘッドアップデイスプレイ装置は、プロジェクタ3は文字、図形等の画像情報9を反射して反射面に向ける介在鏡6を備え、介在鏡6には回転放物凹面鏡の主軸をはずした放物反射鏡部18が用いられ、放物反射鏡部18は、車両フロントガラス2の湾曲率の相違による画像情報9の歪を補正するためと左右の眼10、11を通して画像情報9を見た場合に生じる二重像の高さのずれを補正するためとに、車両フロントガラス2の湾曲率の大きい部分に対応する放物反射鏡部は湾曲率が緩やかな曲面とされかつ車両フロントガラス2の湾曲率の緩やかな部分に対応する放物反射鏡部は湾曲率が大きな曲面とされている。
請求項(抜粋):
湾曲形状の車両フロントガラスに半透過性の反射面を形成し、インストルメントパネル内に文字、図形等の画像情報を投影するためのプロジェクタを設け、前記画像情報を前記反射面で反射させて乗員の眼に向けることにより、前記車両フロントガラスの前方に前記画像情報の像を景色と重ね合わせて提示する車両のヘッドアップディスプレイ装置において、前記プロジェクタは前記文字、図形等の画像情報を反射して前記反射面に向ける介在鏡を備え、該介在鏡には回転放物凹面鏡の主軸をはずした放物反射鏡部が用いられ、該放物反射鏡部は、前記車両フロントガラスの湾曲率の相違による前記画像情報の歪を補正するためと左右の眼を通して前記画像情報を見た場合に生じる二重像の高さのずれを補正するためとに、前記車両フロントガラスの湾曲率の大きい部分に対応する前記放物反射鏡部は湾曲率が緩やかな曲面とされかつ前記車両フロントガラスの湾曲率の緩やかな部分に対応する前記放物反射鏡部は湾曲率が大きな曲面とされていることを特徴とする車両のヘッドアップディスプレイ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-282048
  • 特開平3-172802

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