特許
J-GLOBAL ID:200903008439718141
海洋生物由来コラーゲンの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-014283
公開番号(公開出願番号):特開2001-200000
出願日: 2000年01月24日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】【課題】 現在鮭などからコラーゲンを製造するには、その皮膚が薄いので不純物を含む表皮だけを物理的に除去できず、このため最終的には超遠心分離装置で不純物を除去していることから、量産が不能であり設備も高価となって実用化が困難である。本発明は新規な精製工程と濃縮工程を採択付加することで、色素等の微粒子除去と、コラーゲンの濃縮と付加したペプシン等の除去をも可能とし、安価な設備で外部からの汚染も排除した大量生産を実現可能とする。【解決手段】 海洋生物の皮膚を脱脂洗浄する前処理工程に続いて、有機酸によりコラーゲンを抽出し、かつペプシン等でアテロ化する抽出工程を行うのは従来法と同じである。次にここで得られた粗コラーゲン溶液から不純物を除去して精製膜を通過させる精製工程により精製コラーゲン溶液を得、さらにこれを濃縮用膜に通過させる濃縮工程を施した後、最終的には従前の滅菌ろ過工程を経て酵素可溶コラーゲンである製品を得る。
請求項(抜粋):
海洋生物の皮膚を脱脂した後洗浄して処理済サンプルを得る前処理工程と、この処理済サンプルに有機酸を加えてコラーゲンを抽出すると共に、蛋白質分解酵素を加えてアテロ化を行うことにより粗コラーゲン溶液を抽出する抽出工程と、当該粗コラーゲン溶液から不溶物を除去して精製膜を通過させる精製工程と、これにより得られた精製コラーゲン溶液を濃縮用膜に通過させることにより濃縮して、分子量分画以下の不純物を除去するようにした濃縮工程と、これにより得られた濃縮コラーゲン溶液を、透析処理と滅菌ガスにより加圧することでろ過滅菌膜を通過させる滅菌ろ過処理の何れかを先行することにより、滅菌ろ過後サンプルを回収する滅菌ろ過工程とからなることを特徴とする海洋生物由来コラーゲンの製造方法。
IPC (5件):
C07K 14/78
, A23J 1/04
, A23J 3/04 501
, C07K 1/14
, C07K 1/34
FI (5件):
C07K 14/78
, A23J 1/04
, A23J 3/04 501
, C07K 1/14
, C07K 1/34
Fターム (9件):
4H045AA20
, 4H045CA52
, 4H045EA01
, 4H045EA15
, 4H045EA34
, 4H045FA16
, 4H045FA70
, 4H045GA01
, 4H045GA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
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コラ-ゲン入り化粧品
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-083605
出願人:株式会社大圏エンタープライズ, 伊藤勝弘
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