特許

J-GLOBAL ID：200903008441011098

電界放出型電子装置

発明者： 福田 勝義 ,  中本 正幸
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-280846
公開番号（公開出願番号）：特開2002-093309
出願日： 2000年09月14日
公開日（公表日）： 2002年03月29日
要約：

【要約】【課題】 冷陰極と制御電極との間の駆動電圧を低くすることができ、冷陰極から安定して電子放出を行うことが可能な電界放出型電子装置を提供する。【解決手段】 電界によって電子が放出される第1の冷陰極14及び第2の冷陰極17と、第1及び第2の冷陰極に対向して配置され、第1及び第2の冷陰極から放出された電子が到達する陽極19と、第1の冷陰極と陽極との間に配置され、第1の冷陰極からの電子放出を制御する制御電極15とを備え、第1の冷陰極は、第1の冷陰極と陽極との電位差に応じた電界及び第1の冷陰極と制御電極との電位差に応じた電界によって電子放出を行うものであり、第2の冷陰極は、第1の冷陰極からの電子放出に際しての第1の冷陰極と陽極との電位差を予め規定するために、第2の冷陰極と陽極との電位差に応じた電界によって電子放出を行うものである。

請求項（抜粋）：

電界によって電子が放出される第1の冷陰極と、前記第1の冷陰極と電気的に絶縁され、電界によって電子が放出される第2の冷陰極と、前記第1の冷陰極及び第2の冷陰極に対向して配置され、前記第1の冷陰極及び第2の冷陰極から放出された電子が到達する陽極と、前記第1の冷陰極と前記陽極との間に配置され、前記第1の冷陰極からの電子放出を制御する制御電極とを備え、前記第1の冷陰極は、該第1の冷陰極と前記陽極との電位差に応じた電界及び該第1の冷陰極と前記制御電極との電位差に応じた電界によって電子放出を行うものであり、前記第2の冷陰極は、前記第1の冷陰極からの電子放出に際しての前記第1の冷陰極と前記陽極との電位差を予め規定するために、該第2の冷陰極と前記陽極との電位差に応じた電界によって電子放出を行うものであることを特徴とする電界放出型電子装置。

IPC (3件)：

H01J 1/304 ,  H01J 29/04 ,  H01J 31/12

FI (3件)：

H01J 29/04 ,  H01J 31/12 C ,  H01J 1/30 F

Fターム (6件)：

5C031DD17 ,  5C036EE19 ,  5C036EF01 ,  5C036EF06 ,  5C036EG02 ,  5C036EH04