特許

J-GLOBAL ID：200903008445436832

高温調理機器用皮膜およびその製造方法

発明者： 洗 暢茂 ,  森田 弘三
出願人/特許権者： シャープ株式会社 ,  オキツモ株式会社
代理人 (1件)： 中村 恒久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-158641
公開番号（公開出願番号）：特開平7-008387
出願日： 1993年06月29日
公開日（公表日）： 1995年01月13日
要約：

【要約】【目的】 脱臭効果を有する皮膜にする。【構成】 高温調理機器の調理面、あるいは加熱室壁面等の基材E上に、主成分であるポリチタノカルボシランワニス、耐熱顔料を含む塗料をセラミック化したセラミック層Dが形成される。この下塗膜用塗料中にフッ素樹脂と脱臭用触媒Xとを混合した塗料をセラミック層D上に塗布して、混合層Aを形成する。この上に、触媒無添加の中塗膜用塗料をツブツブ斑点状に塗布して、凹凸層Bを形成する。フッ素樹脂塗料を薄く塗布、焼成してフッ素樹脂層Cを形成する。【効果】 触媒が臭気成分を吸着し、酸化分解して、無臭化できる。

請求項（抜粋）：

高温調理機器の調理面あるいは加熱室壁面等の基材の上に形成される皮膜であって、主成分であるポリチタノカルボシランワニス、耐熱顔料を含む黒色塗料が前記基材上に塗布されセラミック化したセラミック層からなる下塗膜と、前記セラミック層とフッ素樹脂との混合層からなる中塗膜と、フッ素樹脂からなる上塗膜との3層からなる高温調理機器用皮膜において、前記セラミック層とフッ素樹脂との混合層に、脱臭用触媒粉末が混合されたことを特徴とする高温調理機器用皮膜。

IPC (6件)：

A47J 36/02 ,  C09D127/12 PFH ,  F24C 7/02 511 ,  F24C 14/00 ,  F24C 15/00 ,  B32B 15/08 102