特許
J-GLOBAL ID:200903008452152270

双ロール鋳造における薄鋳片柱状晶組織の傾角制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-105303
公開番号(公開出願番号):特開平5-277657
出願日: 1992年04月01日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 薄鋳片を製造する双ロール式鋳造において、凝固シェルの柱状晶組織の傾角を制御する薄鋳片柱状晶組織の傾角制御方法を提供する。【構成】 2個のロール1a,1b間に形成される溶湯湯溜り部3に装入した接触制限板4を上下動させ、凝固開始点6からロールキス点7までの距離とロールの回転速度とを変化させ、凝固シェル8の形成速度および冷却速度を制御して形成される凝固シェルの柱状晶組織の傾角を所望の角度に制御する柱状晶組織の傾角制御方法である。【効果】 凝固シェルの柱状晶組織の傾角を所望の角度に制御でき、これを電磁鋼板に適用すれば、高磁気特性(高磁束密度,低鉄損)の高級無方向性電磁鋼板の素材が安定して製造できる。
請求項(抜粋):
2個のロール間に形成される溶湯湯溜り部に溶湯の凝固開始点を固定する接触制限板を装入して薄鋳片の鋳造を行う双ロール鋳造において、前記接触制限板を上下動させて凝固開始点からロールキス点までの距離と、およびロールの回転速度とを変化させ、凝固シェルの形成速度および冷却速度を制御して形成される凝固シェルの柱状晶組織の傾角を所望の角度に制御することを特徴とする双ロール鋳造における薄鋳片柱状晶組織の傾角制御方法。
IPC (2件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 27/04

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