特許
J-GLOBAL ID:200903008461287618

改良された低周波応答性を備えた音響トランスデューサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507292
公開番号(公開出願番号):特表平9-508777
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】本発明による音響トランスデューサは、穴あき部材とその部材から離間した相対位置に可動のダイヤフラムを有する構成とされている。そして、ダイヤフラムを穴あき部材に対して移動可能に支持するため、ダイヤフラムと穴あき部材を互いに連結するスプリング手段が設けられている。圧力を均衡させるスロットがダイヤフラムの周辺に設けられ、このスロットが、ダイヤフラムを、支持手段を残して支持構造から切離す機能を有すると共に、ダイヤフラムを通過する流体の流量を制御する機能も合わせ持つ。スロットはダイヤフラムの両側の圧力を均衡させ、またスロットは低周波応答性を設定するため0.1と10μの間の幅とされている。穴あき部材とダイヤフラムを横切って電場を印加する手段が設けられ、この電場から入射した音響信号に応答した穴あき部材とダイヤフラムの間の間隔の変動に誘導されて生ずるキャパシタンスの変動を表示する出力信号が生み出される。
請求項(抜粋):
穴あき部材と、 前記穴あき部材と間隔の開けられた可動ダイヤフラムと、 前記ダイヤフラムを前記穴あき部材と相対的な位置に可動に支持するため前記ダイヤフラムと前記穴開き部材を結合するスプリング手段と、 前記ダイヤフラムを通過して流体の流れを制御するための圧力平衡化スロットであって、前記スロットはダイヤフラムの両側の圧力を平衡し、低周波応答性を規定するため0.1から10μの幅を有するスロットと、 入射した音響信号に応答して前記ダイヤフラムと前記穴あき部材との間の間隔の変動によってもたらされるキャパシタンスの変動を表す出力信号を生み出すため、前記穴あき部材と前記ダイヤフラムを横切って電場を印加する手段を備えていることを特徴とする音響トランスデューサ。
IPC (2件):
H04R 19/02 ,  H04R 25/00
FI (2件):
H04R 19/02 ,  H04R 25/00 E

前のページに戻る